独IFO業況指数、1月90.2に上昇し予想と一致 景気後退回避か

  • ロイター
  • 更新日:2023/01/25

[ベルリン 25日 ロイター] - 独IFO経済研究所が25日発表した1月の業況指数は90.2と、前月の88.6から上昇した。アナリスト予想と一致した。

インフレが緩和し、見通しが改善した。

現況指数は94.1と市場予想の95.0を下回った。期待指数は86.4。予想は85.0だった。

IFOのクレメンス・フュースト所長は「ドイツ経済は、年の初めに信頼感が高まった」と表明。

IFOによると、悲観的な予想が大幅に減った。企業の現状に対する満足度はやや低下した。

IFOのエコノミスト、クラウス・ボールラーベ氏は「恐らくリセッションはないだろう。第1・四半期の国内総生産(GDP)が小幅なマイナス成長になる可能性はある」と指摘。インフレ圧力が緩和しており、企業の輸出見通しはやや明るさを増したと述べた。

コメルツ銀行のチーフエコノミスト、イエルク・クレーマー氏は「IFO業況指数は3カ月連続で大幅に回復した。ガス価格の下落で深刻なリセッションに対する企業の懸念が一段と緩和した」と指摘。

ただ、同指数は依然として過去に定期的にリセッションが起きた際の水準にあり、「緩やかなリセッションとなる可能性が引き続き高い」という。

INGのエコノミスト、カルステン・ブレゼスキー氏は「この底堅さは、経済構造よりはドイツ政府が過去15年間うまく運営して最近財政刺激として完成させたシンプルな政策にある」と指摘。

その上で、卸売ガス価格下落と中国経済再開も経済的な信頼感を高めているが、「ドイツ経済が最悪の事態を回避したように見えるからといって、見通しがバラ色というわけではない」と述べた。

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加