インテル、20/21予想スタメン全選手紹介&フォーメーション。タイトル獲得へ...両サイド補強で隙のない布陣に

インテル、20/21予想スタメン全選手紹介&フォーメーション。タイトル獲得へ...両サイド補強で隙のない布陣に

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  • 更新日:2020/09/17
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【写真:Getty Images】

GK

強いインテルが戻ってきた。様々な困難に見舞われた2019/20シーズン、ユベントスがセリエA9連覇を達成した一方、インテルは最終的に勝ち点1ポイント差まで肉薄した。アントニオ・コンテ監督が就任し、攻守にソリッドな3-5-2が定着したことで安定感は格段に向上した。そして迎える新シーズンはピンポイント補強でチーム力をさらに高め、絶対王者からのスクデット奪還を狙うことになる。そこで今回は、20/21シーズンのレギュラー定着が予想される11人を基本フォーメーションとともに紹介する。

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サミール・ハンダノヴィッチ(スロベニア代表/背番号1)
生年月日:1984年7月14日(36歳)
19/20リーグ戦成績:35試合出場/32失点

昨季は左手小指の骨折で長期離脱を強いられたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で公式戦開催が中断になったため、欠場は最小限にとどめることができた。30代後半に突入してもパフォーマンスに衰えは見られず、他のGKと比較しても安定感や信頼感は群を抜く。

キャプテンとしてインテルのEL決勝進出にも貢献した。今季はルーマニア代表のGKヨヌーツ・ラドゥも加入して競争も激しくなるが、若手の台頭も刺激にしながらゴールマウスに立ちはだかる。驚異的な反射神経で至近距離からのシュートをはじき出す超絶セーブは、ユベントスのセリエA10連覇を阻止するために不可欠だ。

DF

ミラン・シュクリニアル(スロバキア代表/背番号37)
生年月日:1995年2月11日(25歳)
19/20リーグ戦成績:32試合出場/0得点2アシスト

セリエAでも5本の指に入る実力派センターバックだ。190cm近い長身ながらスピードがあり、優れた予測力で相手のプレーを先読みしての積極的なインターセプトやパスカットが光る。思い切りの良いタックルや対人対応の力強さは非常に頼もしい。

また、キャリアを通じて負傷離脱が極めて少なく、セリエAでは4年連続で30試合以上に出場している。コンディションの波が小さいことは安定感にもつながっており、常に高水準のパフォーマンスを計算できる頼もしい存在でもある。市場価値は年々高まっており、今夏はチェルシーに移籍したチアゴ・シウバの後釜を探すパリ・サンジェルマンからの関心も伝えられている。

ステファン・デ・フライ(オランダ代表/背番号6)
生年月日:1992年2月5日(28歳)
19/20リーグ戦成績:34試合出場/4得点3アシスト

3バックの中央を担うのにぴったりな、広大なカバー範囲を誇るディフェンスリーダー。昨季のセリエAの全38試合で36失点だったインテルの堅守を力強く支えた。怪我にも強く、デ・フライをはじめシュクリニアルやハンダノヴィッチを常時起用できたのは、ユベントスに勝ち点1差まで肉薄しての2位フィニッシュの大きな要因の1つだ。

セットプレーにおける得点力も魅力で、昨季はリーグ戦で4得点を挙げている。オランダ代表で共に戦った経験があり、バルセロナの新監督に就任したロナルド・クーマンがクラブに獲得を要請したと報じられたが、インテルは断固として交渉に応じなかった。新シーズンも守備陣の不動の柱としての立場は揺るがない。

アレッサンドロ・バストーニ(U-21イタリア代表/背番号95)
生年月日:1999年4月13日(21歳)
19/20リーグ戦成績:25試合出場/2得点0アシスト

インテルは昨夏、新たなディフェンスラインの柱としてアトレティコ・マドリードからディエゴ・ゴディンを獲得した。しかし、このウルグアイ代表DFがなかなか期待に応えられずにいると、バストーニが台頭。加入1年目ながら後半戦は3バックの左ですっかりレギュラーポジションを確保していた。

貴重な左利きのセンターバックで、最も大きな武器はビルドアップ能力の高さだ。対人守備には改善の余地を残すものの、攻撃の組み立てにおける貢献度は課題を補って余りある。新シーズンも定位置を守ることができれば、イタリア代表デビューも近いか。

MF

アクラフ・ハキミ(モロッコ代表/背番号98)
生年月日:1998年11月4日(21歳)
19/20リーグ戦成績:33試合出場/5得点10アシスト(ボルシア・ドルトムント)

昨季はボルシア・ドルトムントで右ウィングバックに定着し、大ブレイクを果たした。豪快な攻め上がりで右サイドを蹂躙し、高速クロスを武器にリーグ戦だけで10アシスト。また、ゴール前まで進出しての強烈なシュートでも異彩を放ち、リーグ戦で5得点を挙げている。

しかし、これだけの活躍を見せてもレンタル元のレアル・マドリードに居場所はなく、完全移籍でインテルへ新天地を求めることになった。一方、アントニオ・カンドレーバやダニーロ・ダンブロージオらベテランに全幅の信頼を寄せるのが難しくなってきており、インテルにとって右ウィングバックは最大の補強ポイントでもあった。アントニオ・コンテ監督のもとでハキミのさらなる進化に期待がかかる。

ニコロ・バレッラ(イタリア代表/背番号23)
生年月日:1997年2月7日(23歳)
19/20リーグ戦成績:試合出場/得点アシスト

ビッグクラブ初挑戦ながら、そんなことは微塵も感じさせない躍動を見せた。攻守にアグレッシブで活動範囲が広く、中盤におけるキーマンの1人に。イタリア代表にも定着した昨季は大きな飛躍の1年になった。

身長171cmと小柄ながらエネルギッシュにピッチを駆け回り、体格で上回る相手にも臆さず勝負を挑んでいく。そしてスペースを見つけてはゴール前まで侵入してシュートを放ち、守備に切り替われば激しいプレッシングで相手ボールホルダーに襲いかかる。必要な能力をバランスよく、かつ高いレベルで兼ね備えた現代的なMFだ。

マルセロ・ブロゾヴィッチ(クロアチア代表/背番号77)
生年月日:1992年11月16日(27歳)
19/20リーグ戦成績:32試合出場/3得点5アシスト

中盤の底からゲームを組み立てながら、驚異的な運動量で様々な場面に顔を出す「動けるレジスタ」。ゴールを強襲するミドルシュートの破壊力も抜群で、昨季はリーグ戦32試合に出場し3得点5アシストと多くの決定機に絡んだ。

インテルの中盤で最も不可欠な人材だけあって、毎年のように移籍の噂が持ち上がる。今夏はコンテ監督が古巣チェルシーからフランス代表MFエンゴロ・カンテの獲得を望み、そのトレード要員になるのではと囁かれた。

アレクサンダル・コラロフ(セルビア代表/背番号11)
生年月日:1985年11月10日(34歳)
19/20リーグ戦成績:試合出場/得点アシスト

絶対的な左ウィングバックの不在が懸念材料だったインテルに、ライバルのローマから経験豊富な超攻撃的DFが加入した。もうすぐ35歳になるが、豪快なオーバーラップにかげりは見られない。

これまでは左サイドバックでのプレーが多かったものの、3-5-2を採用するインテルでは左ウィングバック起用が濃厚だ。より高い位置から攻撃参加できる環境で、高精度クロスは一層猛威を振るうに違いない。強烈なプレースキックもチームの大きな武器になるはずで、有事にはセンターバックにも対応できる柔軟性も◎。

クリスティアン・エリクセン(デンマーク代表/背番号24)
生年月日:1992年2月14日(28歳)
19/20リーグ戦成績:17試合出場/1得点2アシスト

冬の移籍市場でトッテナムから加入し、ユベントスを追走するためのキーマンと期待されていた。しかし、なかなかイタリアやインテルのサッカーになじめず、活躍は限定的に。ベンチスタートの試合も多く、本領を発揮できたとは言い難い。

ただ、シーズン終盤にかけてトップ下のポジションに入ることが増えると、徐々に輝きが増していった。プレシーズンからしっかりと準備をして臨める今季は、司令塔として攻撃陣を引っ張り、プレミアリーグで見せていたようなパスセンスで強力2トップに多くのアシストを供給したい。

FW

ラウタロ・マルティネス(アルゼンチン代表/背番号10)
生年月日:1997年8月22日(23歳)
19/20リーグ戦成績:35試合出場/14得点5アシスト

2年目のセリエAでポテンシャルを開花させ、初の二桁得点を挙げた。相方のルカクとはコンビ結成1年目とは思えないほどのコンビネーションを披露し、マウロ・イカルディが去った穴を全く感じさせなかった。

上背はないものの頑強でポストプレーを苦にせず、相手ディフェンスラインの背後に抜け出すスピードや駆け引きの巧さ、ペナルティエリア内での落ち着きや決定力も備える。バランスのとれたストライカーでプレーの完成は非常に高い。バルセロナなど名だたるビッグクラブが獲得に乗り出すといった移籍の噂も絶えない。

ロメル・ルカク(ベルギー代表/背番号9)
生年月日:1993年5月13日(27歳)
19/20リーグ戦成績:36試合出場/23得点2アシスト

マンチェスター・ユナイテッドでくすぶりかけていたが、新天地イタリアで改めてストライカーとしての実力を証明した。セリエAにルカクを単独で止められるDFはおらず、圧倒的なパワーとスピードを武器にリーグ戦で23得点を奪った。

優勝は逃したものの、決勝まで進出したELでは6試合出場7得点。CLのグループステージでも5試合に出場して2得点を挙げるなど、欧州カップ戦での存在感も相変わらず。お互いに極めて高いレベルでバランスの取れたラウタロとの強力2トップは、9連覇中のユベントスからスクデット奪還を狙うインテルが持つ最大にして最強の武器だ。

編集部

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