映像美を堪能♡絶対に観るべきおすすめイギリス映画10選

映像美を堪能♡絶対に観るべきおすすめイギリス映画10選

  • コスモポリタン
  • 更新日:2021/05/07
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貴族や階級制度をテーマした重厚感のある歴史ものから、現代のライフスタイルが楽しめるポップな作品まで、「イギリス映画」といっても幅広いもの。しかしイギリスならではの風景に加え、ユニークな視点や痛烈なジョークなど、どこからともなく漂う「独自の世界観」が醍醐味でもあります。

そこで今回は、一度は絶対に観ておきたい「おすすめイギリス映画10選」をご紹介。綿菓子のように甘いラブコメから、厳しい現実を描いた社会派作まで、ハリウッド映画とは一味違う、こだわりどころ満載のラインアップをぜひ堪能あれ!

『女王陛下のお気に入り』(2018年)

【あらすじ】

18世紀初頭のイングランドが舞台。フランスと戦争状態であったにも関わらず、天然キャラのアン女王(オリヴィア・コールマン)は、身の回りのことから戦争の行方まで、側近であるマールバラ侯爵夫人サラ(レイチェル・ワイズ)に任せきり。

そんなある日、落ちぶれ貴族の娘であるアビゲイル(エマ・ストーン)が、従妹のサラを頼って宮殿にやってくる。一召使として雇われたアビゲイルだが、これがなかなかの切れ者。サラが独占していた「女王のお気に入り」の座を脅かす存在となっていく。

女性3人の「三角関係」、そしてダメ女王が少しずつ成長していく様を、これまでの宮廷ものとは一味違う、パンチの効きまくったブラックジョークを差し込みつつ描いていています。こんなロイヤル映画、今までなかった…!

ちなみに、主演のオリヴィア・コールマンは、本作品で米アカデミー賞主演女優賞を受賞しました。

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『フォー・ウェディング』(1994年)

【あらすじ】

原題は、『Four Weddings and a Funeral(4つの結婚式と1つのお葬式)』。その名の通り、5つの式に出席した主人公チャールズ(ヒュー・グラント)と、その仲間たちを描いた作品。

友人たちが結婚ラッシュのチャールズは、毎週のように結婚式に呼ばれている。恋人はいるものの、結婚に対しては消極的なタイプ。ある結婚式で出会ったアメリカ人女性キャリー(アンディ・マクドウェル)に一目惚れし、忘れられない存在となることから発展するラブコメ。

結婚式とお葬式の場面がテンポよく進む軽快さに加え、イギリスのライフスタイルやファッション、ロンドンの風景が垣間見れる作品です。個性的な登場人物たちは、「運命の人に出会いたい」と悩みながらも、友情に支えられ、自分らしく生きています。そんな彼らの生き方に、きっと共感できるはず。

世界的にヒットしたことで、ヒュー・グラントがワールドクラスの俳優に躍り出た、記念すべき作品!

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『つぐない』(2007年)

【あらすじ】

1935年、第二次世界大戦前夜のイギリスが舞台。官僚の娘であるセシーリア(キーラ・ナイトレイ)は、使用人の息子であるロビー(ジェームス・マカヴォイ)と、人知れず相思相愛の仲。

しかし、セシーリアの多感な妹・ブライオニー(シアーシャ・ローナン)が二人の関係に嫌悪感を持ったことから、ロビーは「ある事件」に巻き込まれてしまう。残酷な運命と戦争に翻弄された三人を待ち受けていたのは、意外な結末だった――。

イアン・マキューリアンの小説『贖罪』を、『プライドと偏見』のスタッフとキャストで映画化した、切なくて悲しい人間ドラマ。一人で静かに泣きたいときにオススメの良作です。

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『オルランド』(1992年)

【あらすじ】

16世紀末イングランドに誕生した美青年オルランド(ティルダ・スウィントン)は、エリザベス一世から、永遠の若さと美貌を保つ使命を受ける。

その後、女性へと転生し、世界中を駆け抜け、恋愛遍歴を重ねながら400年生き続けるという、オルランドの生涯を描いたファンタジー歴史大作。

その不思議な世界観から「映像化は不可能」と言われていたバージニア・ウルフの原作を、サリー・ポッター監督が自ら脚本を手掛けて映画化。

主演のティルダ・スウィントンの透明感のある美しさは圧巻で、「彼女なしではこの映画は成立しなかった」と思わせるほどのはまり役。プロダクションデザインとコスチュームの芸術性でも話題を集めたほど、どのシーンもため息が出るほど美しい…!

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『眺めのいい部屋』(1986年)

【あらすじ】

1908年に出版された、E・M・フォースターの小説を映像化。良家の令嬢ルーシー(ヘレナ・ボナム=カーター)は従妹のシャーロット(マギー・スミス)と一緒に、イタリア・フィレンツェを旅行している。

そこで、魅力的な青年ジョージ(ジュリアン・サンズ)と出会うが、イギリスに帰国後、上流階級の青年シシル(ダニエル・デイ=ルイス)と婚約する。

しかし偶然、ロンドンの美術館でジョージと再会し、ルーシーの心は揺れ始める。結婚が「家同士」のものであった時代に「自分の気持ちに素直に生きること」に目覚める若者を描いた物語。

イギリス郊外の邸宅やピクニックシーンなど、優雅な暮らしぶりがショーケースのように見られる本作。イギリスの上流階級を描いた映画ブームの火付け役となったけれど、実は監督はアメリカ人のジェームス・アイボリー。

その後、アイボリー監督は『ハワーズ・エンド』『日の名残り』など、この路線の秀作を次々と生み出しました。

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『炎のランナー』(1981年)

【あらすじ】

1919年、ケンブリッジ大学に入学したハロルド・エーブラムスは、ユダヤ人であるため、学内でも偏見の眼差しを向けられる。

そんな彼は、俊足を武器に世間を見返したいと考え、陸上競技に打ち込むように。ある日、とある競技会で、「走ることは神を賛美すること」と考える伝道師(キリスト教)のエリック・リデルと出会う。

二人は、1924年のパリ五輪の選手に選ばれるが、出場する陸上100メートル競走は日曜日に行われることが決定。エリックは、「神が安息日と決めた日曜日には走らない」と、競技に出場しないことを宣言し、物議を醸す--。

実話をベースに脚色を加えた名作。異なる境遇に置かれる二人の青年を主人公に、当時のイギリスの世相や宗教観など、多くのテーマを盛り込んでいて、第54回アカデミー賞作品賞を受賞。味わい深い結末をお楽しみに!

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『ゴスフォード・パーク』(2001年)

【あらすじ】

1932年、イギリス郊外にある貴族の館「ゴスフォード・パーク」が舞台。当主であるウィリアム&シルヴィア・マッコードル夫妻は、ハンティング(狩猟)パーティのため、アメリカやイギリス各地からたくさんの客を招いていた。

屋敷にはたくさんの使用人が働き、尚且つ客人たちも召使や従者を引き連れて滞在。しかし、その屋敷内で殺人事件が起こり、犯人を探るなかで、親類・知人を巡る泥沼が少しずつ明らかになっていく。

とにかく登場人物が多いうえに、キャストは驚くほど豪華! 階上(上流階級)の人たちと、階下(使用人)の人たちのドラマが交差しながら、各々の人間模様が丁寧に描かれています。決してごちゃまぜにならないのは、巨匠ロバート・アルトマン監督のなせる技。

脚本は、『ダウントン・アビー』の脚本家ジュリアン・フェローズが担当し、第74回アカデミー賞脚本賞を受賞しました。

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『わたしは、ダニエル・ブレイク』(2016年)

【あらすじ】

イングランド北部の町ニューカッスルに暮らす、59歳の大工のダニエル(デイヴ・ジョーンズ)は、心臓病を発症し、医師に働くことを止められる。失業者給付金を申請しようとするが、複雑な申請システムでなかなか給付まで辿り着けない。

そんなとき、シングルマザーのケイティと彼女の二人の子どもたちと出会ったダニエル。互いに助け合うようになるが、生活はどんどん立ち行かなくなっていく--。

イギリスきっての社会派ケン・ローチ監督が、格差と社会保障の闇に焦点を当てた作品。イギリス映画に、ロイヤルや貴族のキラキラとした世界をイメージする人は多いけれど、この作品は真逆からのアプローチ。厳しい生活を強いられるイギリス貧困層の暮らしを正面から切り取っています。

イギリスの紛れもない現実の中にも、人間の持つ優しさに気づかされ、勇気をもらえる作品でもあり、第69回カンヌ国際映画祭パルム・ドールを受賞しました。

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『ダンケルク』(2017年)

【あらすじ】

舞台は、第二次世界大戦初期の1940年5月。フランスの海岸街ダンケルクでは、ドイツ軍に包囲され、40万人のイギリス兵とフランス兵が追い詰められていた。

イギリスは艦隊だけでなく、大小様々な民間船もダンケルクに派遣し、兵士たちを救助する「ダイナモ作戦」を断行することを決定。

この戦史に残る大作戦を、救出を待つイギリス兵(フィン・ホワイトヘッド、ハリー・スタイルズなど)、イギリス兵の救出後でないと船に乗れないフランス兵、小さな船でイギリスから救出に向かう民間人(バリー・コーガンなど)、空から援護するイギリス空軍のパイロット(トム・ハーディ)、撤退作戦の指揮を執る指揮官(ケネス・ブラナー)など、複数の視点から描いている。

海岸を陸・海・空、360度から追う壮大な映像美が圧巻! クリストファー・ノーラン監督ならではの映像に、目が釘付けになること間違いなし。

戦闘シーンの壮絶さに加え、登場人物一人ひとりの命がけの戦いも丁寧に描かれ、どの場面でも感情移入せずにはいられない! 分厚い人間ドラマに、観た後にヒリヒリとした痛みがしっかりと残ります。

ちょっとチャラい二等兵をハリー・スタイルズが好演しているのも注目!

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『アンモナイトの目覚め』(2021年)

【あらすじ】

実在した化石収集者であり、古生物学者のメアリー・アニングス(1799~1847年)をモデルに、大胆な脚色を加えた作品。

イギリス南西部にある海辺の町ライムレジスに暮らすメアリー(ケイト・ウィンスレット)は、毎日海岸で採取した化石を売って暮らしている。

ある日、上流階級の地質学者ロデリックに、心を病んでいる妻シャーロット(シアーシャ・ローナン)をしばらく預かってほしいと頼まれる。外の世界を全く知らないシャーロットだったが、メアリーに少しずつ心を開き、二人は次第に魅かれ合っていく――。

メアリーは13歳のときにイクチオサウルスの化石を発掘したことで知られる人物であり、シャーロットのモデルとなる人物も実在します。しかし、二人が実際に交際していたのかは不明なため、この表現・脚色を巡る部分でも話題となりました。

イギリス海辺の町の、美しくも寒々しい風景と、情熱的な二人の愛が対照的に描かれています。200年前の設定ですが、凛としたメアリーの生き様と、成長してゆくシャーロットの姿、そして二人が育む愛の物語は、時代を感じさせません。

※4月9日より上映中

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