種子島空港に12日からとどまっていたアメリカ軍のヘリコプターが、14日午前、離陸しました。
空港には14日、別のアメリカ軍のヘリ3機も飛来しました。
アメリカ軍嘉手納飛行場所属のヘリコプター「HH60」が12日午後2時半ごろ種子島空港に着陸しました。
九州防衛局によりますと、アメリカ軍からは「飛行中にメンテナンスを行う必要が生じたため」と説明があったということで、整備を終えたヘリは天候の回復を待って14日午前10時半すぎに離陸しました。
なお、種子島空港ではその20分後、別のアメリカ軍のヘリ3機が着陸し、正午までにすべて離陸しました。
県によりますと、この3機についても事前に申請がありましたが、着陸の理由については「運用に関わるため答えられない」としています。
アメリカ軍ヘリの着陸による民間機への影響はなかったということです。
県によりますと種子島空港へのアメリカ軍機着陸はおととしは14回、去年は28回でした。アメリカ軍機が去年、県内の民間空港に着陸した回数は全国最多の81回で、種子島は奄美に次いで2番目に多くなっています。

12日から駐機の米軍ヘリ 種子島空港から離陸 その後別の3機着陸
MBC南日本放送