パンプス・ヒールをよく履く人は要注意! 「外反母趾」を予防する適切な対処

パンプス・ヒールをよく履く人は要注意! 「外反母趾」を予防する適切な対処

  • シティリビングWeb
  • 更新日:2022/06/23
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出典:シティリビングWeb

外反母趾(ぼし)

働く女性が気になる症状や疾患について解説。今回は、ヒールの高いパンプスを日常的に履く人は特に知っておきたい「外反母趾」についてひも解きます。

Q.外反母趾の症状は?

母趾とは足の親指のこと。小指側に20度以上傾いていると外反母趾と定義されます。変形がきつくなくても、痛みで気づく人が多いです。靴を履くと痛みを感じる人は要注意。それを放置すると指が変形していくので早めの対処が必要です。

Q.外反母趾の原因は?

やはりヒールの高いパンプスを履き続けるのはよくありません。本来は、かかと、親指、小指の3点支持で立ち、土踏まずがしっかりあるのが大事ですが、ヒールが高いほどかかとは不安定になり、つま先に力が入ります。3点のバランスが崩れて親指に重心がかかり、圧迫がずっと加わると、外反を助長してしまいます。とはいえ、働く女性のみなさんはヒールやパンプスを完全にやめるのは難しいと思いますし、その必要はありません。適切に対処すれば予防していけます。

Q.外反母趾になりやすい人は?

合わないヒールやパンプスを履き続けるといった後天的な要素が大きいです。足の指が極端にやわらかい人も要注意。指がぐにゃっと曲がるということは靴で圧迫されやすいので、外反母趾になりやすいといえます。また、遺伝もあるといわれています。近親者で外反母趾の方がいるならば、注意が必要です。

Q.放置するとどうなる?

3点支持のバランスが崩れることで土踏まずがなくなり偏平(へんぺい)足になります。そうなるとより3点支持ができなくなるので、親指への負担が大きくなるという負の連鎖が続きます。放置し続けると傾きがきつくなり、ほかの指にもしわ寄せがきてしまい、ひどい場合は手術が必要になることも。初期は20度程度だった傾きも、30度を越えると明らかに親指の様子が異なり、痛みも強くなります。痛みは体の発するサインのひとつ。初期に違和感を感じたら受診しましょう。

Q.日ごろからできる予防策は?

通勤などの移動時や社内にいるときは、スニーカーなどの足に負担がかからない靴で過ごし、社外の人に会うなどとっておきの場面でヒールの靴に履き替えるのがいいと思います。できればヒールの高さは3cm以内、横幅がきつすぎず、指が少し動く程度のものを選びましょう。簡単には脱げず、自分の足にフィットしていることが重要です。履き分けや選び方で負担を軽減するのが、外反母趾を進行させないためのポイントです。

また、アキレスけんや股関節のストレッチもオススメ。ヒールが高いとつま先歩きになり、ふくらはぎが張っていきます。すると歩幅が小さくなり、太ももが張り、股関節が詰まることで足が一定の動きしかできなくなり、どんどんつま先歩行になってしまうのです。すべてつながっているので、足指のフットケアだけでなく、脚全体をしっかり動かして可動域を広げましょう。

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教えてくれたのは…森大祐先生

肩関節を専門とする整形外科医。烏丸御池整形外科クリニックの肩関節外来を担当しているが足部疾患にも精通している

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