東京五輪汚職 元理事、マスコット商品の販売巡り800万円受領か

東京五輪汚職 元理事、マスコット商品の販売巡り800万円受領か

  • 毎日新聞
  • 更新日:2022/09/23
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閉会式でダンスする東京2020の公式マスコット「ミライトワ」(手前)と「ソメイティ」=国立競技場で2021年9月5日午後8時53分、宮間俊樹撮影

東京オリンピック・パラリンピックを巡る汚職事件で、大会組織委員会元理事の高橋治之容疑者(78)=受託収賄容疑で再逮捕=が、東京都千代田区の玩具会社「サン・アロー」が公式ライセンス商品として大会マスコットのぬいぐるみを販売できるよう、組織委側に働きかけた疑いがあることが関係者への取材で判明した。組織委の承認後、元理事は知人の会社を介してサン・アローから約800万円を受領した疑いがあり、東京地検特捜部が資金の流れを調べている模様だ。

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関係者によると、公式ライセンス商品の契約は組織委マーケティング局が企業からの申請を受けて審査・承認する。五輪・パラのマスコット「ミライトワ」と「ソメイティ」のぬいぐるみはサン・アローと別の玩具会社の計2社が組織委から公式ライセンス商品の承認を受け、価格帯を2社で分けて販売された。

サン・アローは1998年の長野五輪でも公式ライセンス商品の大会マスコットのぬいぐるみを販売している。同社幹部は2018年ごろ、東京五輪でも大会マスコットのぬいぐるみを販売したいと元理事に依頼したという。また、組織委マーケティング局には元理事の古巣の大手広告会社「電通」からの出向者が多く、元理事は同局側に対しサン・アローを公式ライセンス商品の契約先とするよう口利きした疑いがある。

実際、この契約は実現しており、同社は元理事のゴルフ仲間の知人が社長を務める会社に資金を送り、この会社から元理事に約800万円が渡った疑いがあるという。

サン・アロー側は23日、取材に「社長が不在のため質問には答えられない」とした。【二村祐士朗、井口慎太郎、松尾知典、島袋太輔】

毎日新聞

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