
試合前、守備練習に臨む阪神・湯浅京己=甲子園球場(撮影・渡辺大樹)
(セ・リーグ、阪神ー巨人、6回戦、26日、甲子園)右前腕の張りで2軍調整中だった阪神・湯浅京己投手(23)が出場選手登録され、西純矢投手(21)が抹消となった。この日の巨人戦で今季初先発する桐敷拓馬投手(23)も登録された。
湯浅は3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場。チームに合流後は開幕を守護神として迎え、7試合の登板で5セーブを記録。しかし、4月16日に登録を抹消され、検査の結果、右前腕などに強い張りがあることが分かった。以降はファームで調整し、今月17日のウエスタン・中日戦(ナゴヤ球場)で実戦復帰。ソフトバンク戦(鳴尾浜)で登板予定だったが、前倒しでの昇格が決まった。
試合前練習でキャッチボールなどで調整。練習後に取材に応じ、「しっかりチームの力になれるように頑張ります。任されたところでしっかり自分の力を出せたら」と意気込んだ。
2軍降格の西純は開幕ローテ入りするも、ここまで2勝2敗、防御率5・82。今月に中継ぎに配置転換され、24日のヤクルト戦(神宮)では1/3回を投げて2四球で降板。その後、救援登板した投手が走者をかえされて2失点を記録していた。26日のウエスタン・ソフトバンク戦(鳴尾浜)で早速登板し、1回無失点だった。