バブル期ベンツのハンチングの原因は? メインコンピュータ交換で即解決!【W124日誌】

バブル期ベンツのハンチングの原因は? メインコンピュータ交換で即解決!【W124日誌】

  • VAGUE
  • 更新日:2022/05/16

ヤングタイマーのクルマでドライブ日和の季節がやってきました

「夏も近づく八十八夜〜♪」の歌にあるように、茶摘みの季節がやってきた。八十八夜は、立春から数えて88日目という「雑節」のひとつで、2022年は5月2日が当日なのだそうだ。八十八は、文字どおり末広がりの八がふたつ重なるので縁起のよい日と考えられていて、この日に摘まれた新茶を飲むと幸運になるともいわれている。今回はその新茶を求めてW124が出動した話なのか、と思われるかもしれないが、実はちょっと違うのだ。

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自宅マンション前の八重桜をバックに

筆者がたまたま観ていたYouTubeの動画の中に、「Green Music produced by Zurich」というチャンネルがあって、それは美しい日本の景色を描いたアニメーションと、その風景に合う音楽が静かに流れる癒し系のコンテンツで、原稿書きにちょっと疲れた時や、寝る前のひと時のBGMとしてぴったりの出来栄えだったのだ。

【画像】ハンチングも治った「Eクラス」で新茶を求めて出かけたドライブ先を【画像】で見る(17枚)

調べてみると、チャンネルの始動は今年の1月からで、月毎に3〜4本がアップされているようだ。プロデュースしているのはクルマの保険などでお馴染みの「チューリッヒ保険」で、地球温暖化を1.5℃に制限する国連のグローバルコンパクト「Business Ambition for 1.5℃」に最初に署名した保険会社として知られ、気候変動の問題に積極的に取り組んでいる会社だ。

アニメーションは映像監督の新井陽次郎氏が担当し、音楽はこの取り組みに賛同した新進気鋭のミュージシャンが、それぞれが思い入れのある日本の自然豊かな土地をテーマに楽曲を制作。そして雨の音や風の音、収穫の音、焚き火の音などが音楽と共にミックスされていて、そのクォリティは半端ないのである。

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青梅市今井の茶畑で。畑の真ん中には文字どおり「茶どころ通り」の名がついた道路が貫通している

●青梅の茶畑をドライブ

そんな中、3月バージョンで見つけたのが青梅市今井にある茶畑を舞台にした音楽家・岡田拓郎氏による「初夏のかおり」。東京・国立にある筆者の自宅から1時間以内で行けそうだったので、とある土曜日の朝、早起きして妻と共にW124で行ってみたのがこの写真だ。

その後は、4月バージョンにある桜2題(「春のゆらめき」と「うららかな春の声」)にあいそうな場所を探し出し、秋川沿いの斜面に咲く遅咲きの山桜とともにW124を撮影。

当日は、青梅在住の妻の友人も同乗していたので、彼女の行きつけの自家焙煎コーヒー茶房「むべ」(あきる野市乙津)に立ち寄って、お気に入りのカップで美味しいコーヒーをいただいたりした。ちなみに「むべ」のオーナーの高橋トカ氏(お店の前で124と共に撮影)も大のクルマ好き。つい最近、超貴重な初代「ユーノス ロードスターVスペシャル(グリーン外装でタンのレザー内装のアレ)」の極上品を手に入れたのだと、本当に嬉しそうに教えてくれた。お店の周りには走る場所がたくさんあるし、ウラヤマシ〜イ限りである。

桜の写真といえば、別の雨の日に撮影した自宅前の八重桜とのコラボもなかなかのものだと思うし、1月バージョンの瀬戸内海の「夕暮れのざわめき」や、3月の瀬戸内小豆島の「にぎやかな島風」には、前に乗っていたS124で訪れた時の瀬戸大橋をバックにしたこの写真がぴったりだ。

また124は、日産のBEV「アリア」の試乗のため羽田空港近くの新スポット「イノベーションシティ」に出没。駐車場では、日産電気自動車のルーツである1947年製のBEV「たま電気自動車」を発見。全長3035mmで車両重量1100kg、一充電で65km走ることができ、最高速度35km/hというこのクラシックカーは、アリアの試乗会のために日産ヘリテージコレクションからわざわざ来ていたもので、せっかくなので隣に駐車して“記念撮影”をしてみたりした。

持病のハンチングの原因がついに判明しました

昨年春の購入以来、“持病”だったハンチングの治療のためアイディングに入庫を繰り返していた筆者の1993年式(中後期型)W124。先月の日誌でお伝えしたとおり、ついに“完治”したと思われる。

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メインコンピューターは、エンジンルームの手前から見て右奥にある、バッテリーの奥に設置されている

●ハンチングがようやく治りました!

原因は、最初の段階で疑ったメインコンピュータ。テスターでチェックした時点で異常が出ていなかったため、その後は疑いの可能性がある別のパーツを順次取り替えてみていた(1月、2月で紹介済み)のだが、結局は回り回ってこれだったということ。

たまたま同時期の程度の良いものが手に入ったので(今やモノ自体なかなか見つからない)取り替えてみたら、回転数は「N」で750rpm、「D」で700rpmを少し下回るあたりで安定し、ハンチングがぴたりと収まった。

原因を特定するためには時間とエネルギーを相当に注ぎ込んだのだが、やっぱり治ると嬉しいもの。いずれ変えなければいけなかったさまざまなパーツも新しくなったので、しばらくはこのままで行けそうだ。

前ページの茶畑ドライブをはじめ、W124は今の所絶好調。あとは、ほんの僅かに振動を伝えてくるエンジンマウントをかえれば完璧、とのことだが、そこはちょっと先送りにしようと思っている。

また、ホイールを1993年式純正の8穴から15穴のものに交換。やはり前期型の顔には前期型のホイールが似合うようで、落ち着いた感じになった。白濱社長によると、ホイールの真円度も15穴の方が良いものが多いそうだ。

原アキラ

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