九州北部地方で大雪のおそれはなくなりましたが、各地で氷点下の厳しい冷え込みとなっています。
◆おそるおそる歩いて通勤通学
RKB永牟田龍太「気温が低く耳が痛くなるほど寒いです。きのう降った雪も凍結していて歩く人も慎重に渡っています」
佐賀市では25日朝、滑らないよう注意しながら職場や学校に向かう人たちの姿が見られました。
女性「車で来るのか悩んでたけど、歩いた方が良いかなと思って歩いて来ました」
男性「横断歩道の白線のところが特に滑りやすいので歩くのを気をつけています」
未明に八女市黒木でマイナス6・3℃。添田町でマイナス5・9℃を観測するなどし、福岡・佐賀のすべての観測地点で氷点下となりました。26日にかけて気温が平年よりかなり低くなり、10年に一度程度の低温となる見込みです。
◆九州道と都市高速の通行止め続く
25日は北九州地区や筑豊地区を中心に福岡県内25の自治体が小中学校を休校としています。一方、寒波の影響で交通機関にも乱れが出ています。高速道路は、九州道の小倉東インターチェンジと鹿児島インターチェンジの間、大分道と長崎道が全線で通行止めとなっています。また、福岡と北九州の都市高速も全線で通行止めです。(午前11時現在)