
Macではラップトップに続き、デスクトップも刷新が近づいているようだ
スペックアップだけでなく、本体デザインの変更も期待されている
次期Macデスクトップはどのような姿になるのだろうか
iMacはおなじみのデザインが変更?

アップルのディスプレイ一体型デスクトップことiMacといえば、画面下部にアップルマークの入ったフレームが飛び出す形状が特徴だった。しかし、そのデザインも今年は大きく変わるかもしれない。
ブルームバーグの報道によると、次期iMacではディスプレイのベゼルが狭くなり、ロゴ部分のフレームも削減されて、まるで純正ディスプレイ「Pro Display XDR」に似たデザインになるというのだ。さらに、本体背面の丸みもなくなりフラットな形状になるとしている。
そしてプロセッサは従来の米インテル製CPUから、Appleが独自に開発した「Appleシリコン」に変更される。こちらについては、以前の報道にてCPUを16〜32基の高性能コアに強化した新型Appleシリコンが搭載されると報じられている。また、同時にGPUも16〜32コアに増強されるようだ。
ディスプレイサイズは大型化か

https://www.apple.com/newsroom/2018/11/final-cut-pro-x-introduces-third-party-workflow-extensions/
さらに次期iMacでは、24インチモデルが登場するとの情報を著名アナリストのミンチー・クオ氏が伝えている。
現行モデルのiMacでは21.5インチと27インチの2モデルがラインナップされているが、21.5インチでは画面サイズが小さく、上位モデルに近い中間サイズモデルの投入を望む声は以前からあった。
さらにこの24インチの次期iMacは、ベゼルサイズの縮小によって現行の21.5インチモデルとほぼ同じサイズになるとされている。同様の進化は、16インチディスプレイを搭載しながらベゼルを縮小し、15インチモデルと同等の本体サイズを実現したMacBook Proでも実証済みだ。
次期Mac Proは持ち運びサイズに?

パワフルなワークステーションことMac Proでも大きな進化が予測されている。先のブルームバーグが伝えるところによると、Appleシリコンを搭載した次期Mac Proは現行モデルの半分程度の大きさになるというのだ。
ちなみに、ワークステーションでは安定動作を実現するために排熱性能が極めて重要となる。本体サイズが小さくなると通常は排熱性能も下がるのだが、Appleシリコンは同一性能比で極めて低い消費電力を実現している。このことから、次期モデルでは本体サイズを半分程度にしても問題ないと判断したのかもしれない。
アップルは2020年にAppleシリコンを発表した際、製品ラインナップがインテル製プロセッサから移行するには2年かかると伝えていた。そしてその進化のなm
文/塚本直樹