今年の『M-1』“すでに敗退した面々”がエグすぎ!EXIT、見取り図...散った実力派芸人たち

今年の『M-1』“すでに敗退した面々”がエグすぎ!EXIT、見取り図...散った実力派芸人たち

  • 女子SPA!
  • 更新日:2022/11/25

年末の風物詩となった漫才日本一決定戦『M-1グランプリ』(ABCテレビ・テレビ朝日系)。今年の『M-1グランプリ2022』には過去最多の7261組がエントリー。現在は準決勝進出の27組にまで絞られ、12月18日(日)に行われる決勝戦に向けて勝負も佳境に入ってきました。

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『M-1グランプリ2022』ロゴ(画像はリリースより)

近年では、進出するだけで多くの業界人からチェックされるとも言われるM-1準決勝。そのぶん難易度が高くなり、さまざまな実力派が準々決勝までの時点ですでに敗れています。

今年の結果には、準決勝に進出したオズワルドの伊藤俊介さんでさえもTwitterで「結果見て震えためっちゃ。エグいなこれは」(2022年11月17日の投稿より引用)と思わずつぶやくほど、例年にも増して厳しいものでした。

そこで今回は、敗退したコンビの中でも特に注目度の高かった面々をピックアップして紹介します。

◆見取り図、ぼる塾…人気者も敗退。テレビ出演と両立は難しい?

東京進出し『ラヴィット!』(TBS系)の水曜レギュラーとしても人気の見取り図。2020年のM-1で3位になったことにより全国区のテレビ露出が激増した彼らは、まさにM-1ドリームを掴んだ芸人と言っても過言ではありません。

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『ろくでなしミトリズDVD 盛山セレクション』(よしもとミュージック)

ラストイヤーの今年は各所で「絶対に決勝に行きたい」と宣言していた彼らでしたが、準決勝進出者の中にその名はありませんでした。テレビに出続けながら高水準のM-1ネタを仕上げ、ウケを取るのは実力者・見取り図であっても難しいことだったのでしょうか。

ほか、EXIT、カミナリ、コロコロチキチキペッパーズなどのテレビで活躍中の面々もここで涙を飲みました。四千頭身やぼる塾、ティモンディ、鬼越トマホークなど、テレビ知名度の高い芸人さんたちも三回戦以下で敗退しています。

◆ランジャタイ、ゆにばーす…昨年ファイナリストたちも苦戦

奇想天外な芸風ながらも、2022年は多くのテレビ番組に出演し、冠番組を持つまでになったランジャタイ。最近はダウンタウンが総合司会を務めるTBS系特番『お笑いの日2022』でダイアンの津田さんとコラボした通称・ゴイゴイスーミュージカルでも話題を呼びました。

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『ランジャタイのキャハハのハ!』(ポニーキャニオン)

彼らの世界観が一般にも認知されはじめ、ランジャタイがM-1優勝を掴むことも夢ではないと言われていた矢先のこの敗退には、驚いた人も多かったはず。準々決勝の現地ではかなり大きなウケを取り、次の出番の阿佐ヶ谷姉妹が笑い疲れたお客さんを冒頭で気遣うほどだったのですから。

しかし、前年ファイナリストともなると、審査員のハードルも高くなるもの。現状維持の面白さではなく、アップデートされた面白さを求められてしまうのは仕方のないことでしょう。

他、ゆにばーす、インディアンス、モグライダー、そして三回戦で終わったももなども、昨年ファイナリストにもかかわらず敗退。決勝どころか連続で準決勝に進むことがいかに難しいことか知らしめる結果になりました。

◆金属バット、阿佐ヶ谷姉妹…ラストイヤー組も温情なし!

見取り図のように、今年がラストイヤーでなおかつ現地評価が良かったにもかかわらず、残らなかった芸人さんも数多くいます。なかでも一番話題になったのは金属バットではないでしょうか。4年連続準決勝に進出し、去年は敗者復活戦で2位だった金属バットは準決勝進出者発表直後のトレンドでも上位になるなど、その敗退はお笑いファンの一番の驚きでした。

いつにも増して声を張り、M-1用に仕上げたと思われる本気感あふれるネタで準々決勝の会場を沸かせていた彼ら。悲願の決勝進出を誰もが応援し、今年こそはと予想されていたにもかかわらず、残念な結果に終わりました。

他、『女芸人No.1決定戦 THE W』の王者・阿佐ヶ谷姉妹、08年09年ファイナリスト・モンスターエンジン、既に名前を挙げた見取り図も含め、ラストイヤーの多くの芸人たちが敗退。

現時点でラストイヤーで準決勝以上に残っているのは、キングオブコントでも優勝したかもめんたるだけです。かもめんたるには、彼らの分まで頑張ってほしいですね。

◆TCクラクションは来年に期待! 無名でも準々決勝で爆発した面々

また、準決勝進出は叶わなかったものの、無名でも大ウケしていたコンビが多数いたようです。現地で観戦したファンや、翌日の有料配信を見たファンからのレポートやSNSの書き込みによると、なかでも注目されていたのはTCクラクション。

サンドウィッチマンやカミナリ、ランジャタイらを抱える事務所グレープカンパニーに所属するTCクラクションは、11月12日に行われた準々決勝1日目のトリに登場。知的ながらも勢いを感じさせるネタで大爆笑をかっさらい、準決勝進出当確との声もSNSでは多くみられました。

他、吉本興業所属のダブルヒガシ、シシガシラ、マセキ芸能社所属のひつじねいりなどが、無名ながらも通ってもおかしくないくらい笑いを取っていたようです。

◆まだ1組だけ、準決勝進出の可能性が!

筆者はYoutubeで公開されている3回戦ネタや準々決勝翌日に有料配信された現地動画を全て見ていますが、落ちたコンビに疑問を感じながらも、通過したコンビ全てに異論はありません。それだけレベルが高く、有名だからといって通すような忖度(そんたく)が存在しないガチな勝負だということでしょう。

ここに挙げたコンビは、現在は敗退コンビという位置づけで語ってはいますが、実はまだ準決勝進出の可能性が残っています。動画サイトGYAO!で行われている「GYAO!ワイルドカード」では、準々決勝敗退者のネタ映像を最後まで視聴すると1日1票としてカウントされ、視聴人数が最も多かった1組が準決勝に復活するのです。

期間は11月21日(月)15時から11月26日(土)14時59分の6日間。結果は11月28日(月)の18時に発表される予定だそう。果たしてどの1組が勝ち上がるのでしょうか。準決勝も楽しみですが、その前にこの戦いも見ものですね。

<文/小政りょう>

【小政りょう】

映画・テレビの制作会社等に出入りもするライター。趣味は陸上競技観戦

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