☆秋の関西ブログ☆
うっわ、キレイ!!
と、感激したその景色は、猿沢池 (さるさわいけ)。
興福寺の放生池、奈良公園にある周囲360メートルの池。
亀の甲羅干しでも有名な亀名所、日本屈指の観月名所、奈良八景のひとつという景観スポット。
興福寺五重塔、周囲の木々、青空と雲などが水面って本当に綺麗でした☆

その長い歴史には「伝説」や「逸話」も多く、特に有名なのが、奈良時代に帝の寵愛を受けられなくなった采女が悲しみのあまり池に身を投げたという「采女伝説」。
池畔には祭神を釆女とする釆女神社があります。

相手の気まぐれで愛を失うのは切なく哀しい...。というか悔しいわねぇ!
私だったらもっといい人見つけて幸せリベンジだな。
なんて思ったところでやって来たのは、奈良の和菓子御三家、江戸時代後期創業の老舗和菓子店『萬々堂通則』(まんまんどうのりみち)。
(関連ブログ→https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/post-676.html)

これまでお取り寄せやいただき物で美味しくいただいてた銘菓の数々。
ようやくリアル店舗を訪れることができ嬉しい!

店内には古都・奈良をモチーフにした和菓子がずらり。
また随所に目を引く書や芸術・骨董品が飾られ、お店の歴史と風格が感じられました。

さて、真っ先に選んだのは、看板商品「ぶと饅頭」。
飛鳥・奈良時代に日本に伝わった唐菓子のひとつ。

「萬々堂通則」の「ぶと饅頭」は、米粉の皮にこし餡を包み、油でカラッと揚げたお菓子。
最後まで美味しくいただけるサイズ感と揚げたカラッと感が絶妙。

和菓子にはお茶が定石ですが、意外にもこちらのお菓子「都跡」はワインに合うと教えていただき初トライ。
ちりばめられたのは、大徳寺納豆。
ホロっとしっとりした甘い生地にほのかな味噌風味。
その味噌納豆の塩味が甘さを引き立てるなんとも上品なお菓子。

夫「おーー、これはまさに万葉のお菓子って感じ」
K「塩味の利かせ方、ほんのり感が繊細!ガツンとわかりやすい塩味じゃないところがさすが!!」

鹿デザインも可愛い「弓月」というお菓子は、万葉集にうたわれている三輪の弓月ヶ嶽のなだらかなイメージを御菓子に重ね合わせたものだそう。
中はこし餡。こし餡派な上に皮に感じる生姜フレーバーもツボで、今後はお取り寄せの際に必ずポチると決めました(^_-)

つい普段あまり食べたことがないものに目線が行きがちですが、和菓子の王様と言えばお饅頭?!
久しぶりにいただいたお饅頭、「酒まんじゅう」は、お酒の香りが佳く、中のなめらかなこし餡がとろける美味しさで、これまたとても美味しかったです。

今後も奈良にきたら必ず訪れると決めている『萬々堂通則』(まんまんどうのりみち)さんです。
<info>
萬々堂通則(まんまんどうのりみち)
奈良県奈良市橋本町34
*****おまけのフランス*****
ペーパードライバー歴20年...。
そろそろ本気のドライバー復帰と思っちゃいるが、どんな車にするかが問題だ。
これはコンパクト、見切りも良くて運転できそう!

Police Carじゃ無理だけど。
KEICO