元ソフトバンク馬原孝浩氏が熊本プロ球団入り 驚きの肩書きと仕事内容

元ソフトバンク馬原孝浩氏が熊本プロ球団入り 驚きの肩書きと仕事内容

  • 西日本スポーツ
  • 更新日:2020/10/18
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ソフトバンクとオリックスで歴代8位の通算182セーブを挙げた元投手の馬原孝浩氏(38)が指導者として、地元の熊本県を拠点とする独立リーグのプロ野球新球団入りすることが17日、発表された。特設された「ピッチングゼネラルマネジャー(GM)」として投手部門の全権を担う。

馬原氏は引退後に専門学校に通って柔道整復師、はり師、きゅう師の国家資格を取得。自身がトレーナーとして活動、トレーナーを養成するアカデミーも開講していた。熊本市内での記者会見で「球団と選手たちに、プロ野球12年間で培った感覚・経験と、資格に基づいた確かな知識を存分に提供したい」と語った。

熊本初のプロ球団は地元で親しまれる人材を重視し、馬原氏を筆頭に人選した。当初は監督を打診。現在の活動との関係で常駐は難しく実現しなかったが、再打診の際、既存の枠組みを超えた「ピッチングGM」を設けた。投手のコンディショニング、心身のケアのほか、編成の権限も持つ。熊本に不在でも常時オンラインで指導できる態勢や、馬原氏のアカデミーからトレーナーの派遣を受ける構想もある。契約期間は非公表ながら、球団は長期的な参画を望んでいる。

かねてプロ、アマ問わず指導者として請う声はあり、馬原氏は感謝しつつも進展しなかった。現在の活動と故郷の新展開が結びつき、就任に至ったピッチングGM。「経験を踏まえて効率よく分かりやすく指導したい。選手には絶対ケガをさせない思いで関わる」と意気込みを示した。チーム名が「火の国サラマンダーズ」に決まった新球団は社会人の熊本ゴールデンラークスが母体。来春九州で新設される独立リーグで、大分の新球団やソフトバンク3軍などと対戦する。 (森 淳)

◆馬原孝浩(まはら・たかひろ)1981年12月8日、熊本市生まれ。熊本市立(現必由館)高から九共大を経て自由獲得枠で2004年福岡ダイエー(現福岡ソフトバンク)入団。05年途中から抑えに。06、09年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表で2連覇を経験。07年に最多セーブを獲得。13年にオリックスに移籍し、15年限りで引退。通算385試合登板で23勝31敗182セーブ、防御率2.83。右投げ右打ち。

◆馬原氏一問一答

-就任にあたって。

熊本を離れて20年、恩返しする形で関わらせていただく。そういう(就任の)イメージは全くなかったが、熱い思いを聞き、微力ながら力になれればと。

-チーム名も決まった。

熊本も災害に見舞われた。一つの明かり、希望の光が見えて熊本出身としてもうれしい。チーム名も決まって身が引き締まり、新鮮な気持ちになって、顔にパックをしてきた(笑)。

-プロ球団ができる意義は。

小さい頃は熊本で試合を見られる機会がなかなかなかった。子どもたちの野球人口が減っている中、気軽に野球場に来て試合が見られる環境が整う。憧れ、視線をいっぱいに受け、県民の皆さまから愛される球団づくりに携わりたい。

-指導方針は。

僕自身も怒られ、プレッシャーをかけられて育った世代だが、ネガティブな要素は控え、基本的にポジティブに接したい。

西日本スポーツ

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