「動物園ホッキョクグマ また見られる?」鹿児島市議会で5歳児からの質問

「動物園ホッキョクグマ また見られる?」鹿児島市議会で5歳児からの質問

  • MBCニュース
  • 更新日:2021/09/16

鹿児島市の平川動物公園で人気者だったホッキョクグマのカナ。去年10月に死んでしまい、展示場は空になっています。今後どうするのか?5歳の子どもの疑問が15日に鹿児島市議会で取り上げられました。

(鹿児島市議会 森山清美議員)「私にカナのことを尋ねた子どもさんに、平川動物公園でホッキョクグマが見られるように下鶴市長が頑張ると言ったよと伝えたい」

15日の鹿児島市議会で、社民・市民フォーラムの森山清美議員が取り上げたのは、5歳の子どもから尋ねられたという質問でした。

平川動物公園では去年10月、ホッキョクグマのカナが高齢のために死にました。地元名物の氷菓・しろくまがある鹿児島で人気者だったホッキョクグマを新たに迎え入れることはできないのか?

政治家としての決意を問われた下鶴隆央市長は…

「導入は極めて厳しいが、日本動物園水族館協会や国内の動物園と繁殖状況の情報交換を行い、市からの積極的な情報発信に努めたい」

答えは「極めて厳しい」でした。ホッキョクグマは、希少な野生動物の国際的な取引を規制する条約によって海外からの導入が難しいためです。さらに人工保育も難しく、国内の飼育頭数も減っているため、よその園から導入することも難しいのです。

(鹿児島市 小倉洋一観光交流局長)「ホッキョクグマは絶滅危惧種であり、野生の個体を捕獲することは厳しく規制されている。また、国内外の動物園で余剰個体が生じた場合は導入の可能性もあるが、国内では繁殖を目的とした導入が優先されるため、現在飼育していない平川動物公園への導入は極めて難しい」

園で現在、飼育されているマサイキリン、ボルネオオランウータン、インドゾウも、同じ理由で今後、新たな個体を入れるのは難しいといいます。

(平川動物公園 福守朗園長)「インドゾウはオスとメス一頭ずつ、決して若いとは言えない年齢に差し掛かっている。野生のものは入ってこないので、なかなか(導入が)厳しい動物の一つ」

ただ、市では過去にレッサーパンダを中国から、コアラをオーストラリアからなど、海外都市などとの交流をいかして新たな動物を導入した実績もあり、今後もほかの都市などと情報交換しながら、導入を模索したいとしています。

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MBC南日本放送

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