十勝スカイアース連続J2討ちならずも収穫の敗戦「得たものは大きい」監督

十勝スカイアース連続J2討ちならずも収穫の敗戦「得たものは大きい」監督

  • 日刊スポーツ
  • 更新日:2021/06/09
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相手のクロスを止める北海道十勝スカイアースDF永坂(右)

<天皇杯:磐田3-0北海道十勝スカイアース>◇9日◇2回戦◇ヤマハスタジアム

北海道代表の北海道十勝スカイアースはJ2ジュビロ磐田に敗れ、2戦連続のJ2討ちは果たせなかった。

前半、DF永坂勇斗(27)、内山裕貴(26)の元札幌コンビを中心に0-0と無失点でしのぐも後半11分、CKから失点。同27分に2点目、41分にもゴールを割られ、道勢では78年8強の札幌大以来、43年ぶり1大会2勝には届かなかった。

長野聡監督(38)は「前半は狙い通りだったが、後半立ち上がりのセットプレーでやられて、前掛かりになったところをつかれてしまった。暑さに対応しきれず後半、足が止まってしまったのは、少し誤算だった」と振り返った。

5月23日のJ2ブラウブリッツ秋田との1回戦は、同点の後半ロスタイムに接触プレーで脳振とうになった元札幌の正GK曵地裕哉(30)が、大卒1年目のGK石川タデオ(22)に交代。PK戦にもつれるも9人全員が成功させ、石川が相手9人目のシュートを止め、ジャイアントキリングを起こした。この日は守護神曵地が復帰し、好セーブを続けたが、力の差を埋めることはできなかった。

今季から元日本代表FWの城彰二GM(45)がコーチを兼務。体制強化し初の天皇杯で1勝を挙げた。連続のJ2撃破とはいかなかったが、長野監督は収穫を口にした。「負けたとしても得たものは大きい。組織で頑張っても、個の力も上げていかないと上には通用しないということ。今季やってきたことが秋田さんには通じたがジュビロさんには通じなかった。ここをスタートとして、よりチームを成長させていけたら」。対策を練り格上と対峙(たいじ)した経験を、目標のJFL昇格につなげる。

◆北海道代表の対Jリーグ勢成績 Jリーグ発足の93年以降、5チームが挑んで通算1勝12敗。今回の北海道十勝スカイアースの1回戦J2秋田戦のPK勝ちが、通算12度目の対戦で初勝利だった。93年1回戦で札幌大が清水に0-6、ほくでんがV川崎に0-5で敗戦。道都大(当時)は98~00年まで3年連続でJ2勢に敗れた。対コンサドーレ札幌(J2時代)は、13年2回戦で北海道教大岩見沢が1-4、15年1回戦で札幌大が1-5で敗戦。最近では18年2回戦で北海道教大岩見沢がJ1湘南に0-1で惜敗した。

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