『インビジブル』永山絢斗登場でさらに深まる謎 キリコの真の目的は?

『インビジブル』永山絢斗登場でさらに深まる謎 キリコの真の目的は?

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  • 更新日:2022/05/14
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『インビジブル』(c)TBS

やはりキリコ(柴咲コウ)はインビジブルではなかった。本物のインビジブルが登場し、キリコとの関係性が明かされた『インビジブル』(TBS系)第5話。

キリコ(柴咲コウ)は真のインビジブル・桐島ことキリヒト(永山絢斗)をおびき寄せ、彼が画策している良からぬことを阻止するために、どうやら刑事・志村貴文(高橋一生)の力を借りようと手を組むことにしたようだ。キリコの知り合いのハッカー・ラビアンローズ(DAIGO)によると、“花火師”や“調教師”による犯罪はキリコが自らコーディネートしたらしいが、この“自作自演”も志村に自身をインビジブルとして信じ込ませ、本丸のキリヒト探しに巻き込むためだったのだろう。さらに、なんとキリヒトはキリコの弟だというから驚きだ。確かにキリヒトの手首にもキリコと同じ目印がはっきりと刻まれていた。

さらに、3年前の通り魔事件の犯人だと名乗りを上げた武入(鈴之助)の自供は嘘だった。武入は検察への護送中に「逃がし屋」によって連れ去られるが、これもインビジブル・キリヒトの部下を装い、彼に接触を試みたキリコからの依頼によるものだった。まさに、ランの花に擬態して蜜を求めてやってくる昆虫をおびき寄せる“ハナカマキリ”のように、キリコは武入の逃走を利用してキリヒトをおびき出そうとしたのだ。

しかし、キリヒトに手の内を読まれたキリコは、武入の命と引き換えにデータチップを差し出すよう交換条件を突きつけられる。第4話の闇オークションでキリヒトが代理人を通して落札した高額絵画からキリコが予め抜き取っておいたアメリカのクリミナルズのリストが入っている例のデータチップだ。一体キリヒトは国境を超え海外のクリミナルズの力まで結集させ何をしようと企んでいるのか。おそらくキリコには大体の見当がついているのではないだろうか。

また、そもそも3年前の通り魔事件も、被害者となった女性との間に痴漢冤罪トラブルを抱え、それを苦に自殺した夫の恨みを晴らすために妻が依頼したものだったことがわかった。夫の自殺翌日に知らない人から電話がかかってきて話を持ちかけられたというが、この電話をかけたのもキリヒトだったのだろうか。この痴漢冤罪トラブルについても、キリコが第1話で口にしていた「この世にはね、“見える悪”と“見えざる悪”っていうのがあって、私がいる裏の世界からあなたがいる表の世界を覗くと、普段見えない悪がうっすら透けて見えることがあるんだよ。例えば白だと思ってたものが実は黒で、黒だと思ってたものが本当は白だった、みたいな」ということと関係があるのだろうか。

もし、ある種そんな思想の下での犯行なのだとしたら、なぜ関係のない安野(平埜生成)まで殺されなければならなかったのか。これはインビジブルや依頼人からの意図に反して、凶悪犯罪者“クリミナルズ”が一人で暴走してのことだったのだろうか。

キリヒト役を演じる永山絢斗は、映画『アンフェア the end』で主人公・雪平(篠原涼子)を裏切る役どころだったが、the黒幕という役どころを演じるのは本作が初めてではないだろうか。本作でまた新たな表情が見られそうで怖いもの見たさも相まり、楽しみだ。

キリヒトとキリコの間に何があって仲違いしてしまったのか。彼は何をしでかそうとしているのか。3年前の通り魔事件にどう関わっているのか、まだまだ謎は尽きない。(佳香(かこ))

佳香(かこ)

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