大阪ダービーの“ハンド判定”は妥当だったのか? 『ジャッジリプレイ』での見解は...「手に当たらない配慮を」

大阪ダービーの“ハンド判定”は妥当だったのか? 『ジャッジリプレイ』での見解は...「手に当たらない配慮を」

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  • 更新日:2021/05/04
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G大阪に勝点1をもたらしたハンドの判定を『Jリーグ ジャッジリプレイ』が取り上げた。写真:塚本凜平(サッカーダイジェスト写真部)

大阪ダービーのハンド判定は妥当だったのか――。

5月2日に行なわれたJ1リーグ第12節、セレッソ大阪対ガンバ大阪は1-1の痛み分けで幕を閉じた。DAZNはこの試合で、G大阪が同点に追いついたPKのハンド判定について、4日に配信された番組『Jリーグ ジャッジリプレイ』で取り上げた。

問題となったのはC大阪の1点リードで迎えた80分のシーンだ。G大阪が獲得したFKから、ゴール前にアーリークロスを供給。このボールはチアゴにはね返されたが、ペナルティエリア手前中央で拾った昌子源がダイレクトで左足を振り抜くと、至近距離でブロックにいった加藤陸次樹の右腕に当たり、ハンドの判定となった。

その後VARチェックも判定は覆らず、PKをパトリックが沈めて試合は振り出しに戻された。

通常ハンドリングの基準は、「手や腕を用いて自身の身体を不自然に大きくし、手や腕でボールに触れた場合」や「手や腕が、不自然と考えられる肩の位置以上の高さにある場合」となっており、試合後この判定には、SNS上で「加藤のハンドは故意ではないのでは?」「当たったボールの勢いで手が持っていかれているだけ」などといった様々な意見が飛び交った。
この場面に対し番組内では、昨年まで大宮で指揮を執っていた高木琢也氏が、「僕はハンドではないと思う。加藤選手は腕が閉じている状況でアタックに行っていて、身体をひねった際に、腕にボールが当たって手が上がってしまっただけ。手は広げていない」とコメント。一方、Jリーグ副理事長の原博実氏は、「いまのルールだとハンド。腕を後ろに組んでいれば良かったが、腕をわずかに上げてしまっているのでハンドと取られちゃうんだろうな」と発言するなど、議論が行なわれた。

また、最後に意見を求められたJFA審判S級インストラクターである廣嶋禎数氏は、審判の判定は妥当であるとの見解を示した。

「私はハンドだというように判断をしています。正面から腕を前に出していれば、身体の幅以上に(腕が)広がっていなかった。しかし身体をひねると、身体の幅から出てしまう。この考えは我々審判のなかにあります。至近距離からのシュートに対して、ボールがここに来ると分かっている時、選手は常に手に当たらない配慮をしなければいけません」

この意見には、ほかの出演者も共感。高木氏は、「デリケートなエリアなので、よりデリケートにプレーしないといけないですね。VARもあるのでそういうところの指導をしていかないといけない」と語っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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