OPEC経済委員会、備蓄放出で来年初めの供給過剰予想=関係筋

OPEC経済委員会、備蓄放出で来年初めの供給過剰予想=関係筋

  • ロイター
  • 更新日:2021/11/26

[ロンドン 24日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)の経済委員会は、原油消費国の石油備の放出により今後数カ月、世界的に原油余剰が拡大すると予想している。OPEC関係者が明らかにした。

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11月24日、石油輸出国機構(OPEC)の経済委員会は、原油消費国の石油備の放出により来年初めに世界的に原油余剰が拡大すると予想している。写真はOPECのロゴ。2020年4月撮影(2021年 ロイター/Dado Ruvic)

OPEC経済委員会は、12月2日のOPEC加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」の閣僚会合を前に会合を開いた。

関係筋によると、OPEC経済委員会は、消費国が表明した規模の放出を行えば、世界市場の供給過剰は日量110万バレル拡大し、供給過剰は12月に日量40万バレル、1月に同230万バレル、370万バレルになると見込んでいる。

OPEC経済委員会の見通しについてはブルームバーグが先に報じた。

バイデン米政権は23日、日本や中国、インド、韓国、英国と協調し、石油価格の抑制に向け、戦略石油備蓄を放出すると発表した。

ゴールドマン・サックスの推計では、備蓄放出規模は7000万─8000万バレルで、世界の消費量の1日分にも及ばず「大海の一滴」と指摘している。

JPモルガンなどの一部アナリストは、主要消費者の備蓄放出を受けてOPECは増産を一時停止する可能性があるとの見方を示している。

OPECプラスは、原油増産を一時停止する協議は今のところ行っていない。関係筋が24日に明らかにした。

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