
LIV招待に参戦しているミケルソン(ロイター=USA TODAY Sports)
男子ゴルフのフィル・ミケルソン(52=米国)が、自身が参戦しているサウジアラビア政府系資本が支援する超高額賞金のツアー「LIV招待」を自画自賛だ。
メジャー通算6勝のミケルソンは昨年、LIV招待ですら低迷して〝終わった選手〟のレッテルを貼られかけたが、4月のメジャー初戦「マスターズ」で2位と健闘。健在ぶりをアピールをしたところ、ツイッターへの意見表見も活発になった。
今月のメジャー第2戦「全米プロ選手権」で同じLIV組のブルックス・ケプカ(米国)が優勝した後には、自身のツイッターでPGAツアー批判を展開した。「LIVが好きでも嫌いでも、メジャーでベストを尽くすための最良の方法、ツアーだ。あまりにも多くのトーナメントや義務で疲れ果てることなく、準備万端な状態を保つのに十分なイベントが用意されている」
実際、メジャーでLIV勢が健闘。「マスターズ」ではミケルソン、ケプカ、パトリック・リード(米国)がトップ5入り。「全米プロ」でも優勝のケプカを含む3人がトップ10に名を連ねた。ミケルソンのテンションが上がるのも、理解できなくはない。ただ、データとしてはわずか2試合だけに、今後もLIV組がメジャーで活躍していけるか注目を集めそうだ。
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