【センバツ】帰塁でベース踏み忘れの大分商・江口「とにかくホームを踏みたいと...」と涙 夏に雪辱誓う

【センバツ】帰塁でベース踏み忘れの大分商・江口「とにかくホームを踏みたいと...」と涙 夏に雪辱誓う

  • スポニチアネックス
  • 更新日:2023/03/20

◇第95回選抜高校野球大会1回戦 大分商6-8作新学院(2023年3月19日 甲子園)

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<第95回選抜高校野球 作新学院・大分商>9回1死一、二塁、大分商・丸尾の左飛の際、一塁に帰塁する江口(撮影・岸 良祐)

大分商は作新学院との乱打戦に敗れ、初戦で姿を消した。

4-8の9回、2点を返しなおも1死一、二塁で丸尾が放った左翼へのフライに飛び出していた一塁走者、二塁走者が慌てて帰塁。ところが、二塁ベースを超えていた一塁走者・江口が二塁を踏まずに一塁へ戻ったため、作新学院側のアピールプレーによりゲームセット。反撃ムードが高まっていた中でまさかの幕切れとなった。

それでもバットでは4回に右前打を放つと、6回には中前適時打。9回も江口の右前適時打で2点差に詰め寄るなど、3安打2打点と5番打者として打線をけん引した。

試合後、江口は「自分のミスで迷惑をかけてしまった。申し訳ない」と涙。「自分の中で冷静な判断ができなくて。とにかくホームを踏みたいと思って走っていた」と慌ててしまったと語った。

チームメートからは「お前のせいじゃない。仕方がない」と声をかけられたといい「すぐに切り替えられないと思うんですけど、絶対に夏に帰ってきて、この悔しさを返そうと思いました」と真っ赤な目で夏に甲子園へ帰ってくることを誓った。

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