算命学とは?
算命学とは、古代中国で生まれた「運命を算出する学問」。性格・人生のバイオリズム・宿命を読み解き、あなたの人生の道しるべとなってくれます。算命学では生年月日を基に大きく10種の主星(甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸)に分類されます。
風の時代、2022年8月はどんな月?

イラスト上段左から、甲・乙・丙・丁。中段左から、戊・オンナの算命学イラスト・己。下段左から庚・辛・壬・癸。
暦の上ではもう秋、エレメントも変わる
ジリジリと厳しい暑さが続いているけど、8月7日(日)は立秋。暦の上では秋の到来ね。
季節の変わり目なので、エレメントも「火」から「金(風)」に変化するんだけど、エレメントが変わるまでの期間は、一旦「土」に戻るのが算命学のルール。
その移行期間を「土用」と呼ぶのはすっかり聞きなれた言葉ね。今晩までがちょうど立秋の前の18日間にあたる「夏の土用」だったの。
この18日間は、体が季節の移り変わりに慣れようとするので、体調が揺らぎやすいのが特徴。お疲れが出ていないかしら?
昔から体を労わり精がつくものを食べる風習があったのはこのためね。
暦は秋でも、暑さはまだまだ和らぎそうにないわ。心も体も癒してくれる滋養食で残暑を乗り切って!
そんな時運の開運行動に関しては東京ケイ子のインスタで配信中(@tokyo_keiko)。
8月は「戊申(つちのえさる)」
戊は、“茂”に通じ、植物が伸びきる様を表す漢字。
またその部首が「戈構(ほこづくり)」であることからも、先端に斧状の刃がついた矛(ほこ)の象形文字である。
繁りすぎた枝や葉を落とすために用いられた、伐採道具の事を指しているわ。
つまり最大限の繁栄を意味しながら、伸びすぎた余分なものはバサバサと切っていく、という時運。
そして、申という文字は「雷」の原字であり、稲妻が空から落ちるさまを表した象形文字。
縦横無尽に何かが生まれ、成長する、ということを意味するわ。
なので今月は、リスクもあるけれど、同時にチャンスも沢山やってくる“成長期”といった流れ。
何かを得たり結果が出やすい時だけに、努力した人は実りが多くなるし、準備万端な人にとっては、チャンスの波に乗るだけ。
ただ、準備不足な人にとっては、勝負に出ると足元を救われるリスクが高い時ね。
文=東京ケイコ
イラスト=中村桃子
東京 ケイ子