阪神電車で笑いの電車出発進行 笑福亭鉄瓶「車掌さんは真顔でした」

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  • 更新日:2022/05/14

阪神電車初の落語電車が発車した。落語家の笑福亭鉄瓶(43)、笑福亭喬介(40)、笑福亭生寿(38)、桂咲之輔(38)、笑福亭呂好(41)で結成した松竹芸能の上方落語家ユニット、五楽笑人が14日、阪神電鉄が企画した「笑いの電車」に出演した。出発前に車内に出噺が鳴る演出で大阪梅田駅を出発。リーダー格の鉄瓶が最後尾車両にある車掌室のマイクを使って、落語を披露。抽選で選ばれた約40人の参加者に阪神電鉄の歴史を織り込んだ「ちりとてちん」を演じた。

鉄瓶は「やり切りました。五輪選手じゃないけど、自分で自分をほめたいと思います」と納得顔。普段の高座とは違い、車窓の風景がどんどん変わっていく状況での落語だった。「いい経験させていただきました。真後ろの車掌さんを見たら、真顔でした。お仕事ですからね」と話した。車掌用のマイクはボタンをプッシュして音が出るシステムで、押すには「親指で結構な力がいるんです」という。「落語家は普段座って仕事をしているので体力がない」と途中からマイクをメンバーに託して演じきった。普段よりも大きな声を出さないと車内に音声が伝わらないことが途中で分かり「だから、車掌さんはみんなええ声をしているのか。落語家の新入りは車掌さんに弟子入りすればいい」と笑わせた。

臨時電車は大阪梅田から野田、千船、尼崎、尼崎センタープール前に途中停車しながら甲子園駅まで37分かけて到着。同駅のホームでは大喜利を演じ、楽しませた。

笑いの電車はコロナ禍を乗り越えようと企画された「#ほっとはんしんプロジェクト」の一環で、「阪神グループでなんとかなりそうな夢」を募集。ツイッターや郵送で1000件を超えるアイデアが寄せられた中で神戸市東灘区の小山佳也さんの「車掌さんを落語家にして一定区間貸切で走行。阪神沿線ネタを含む新作落語を車掌室から流す! 最後尾車両以外は自由席、入場券は特別切符で」が大賞に選ばれ、今回実現した。

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