◇エキシビションマッチ イチロー選抜KOBE CHIBEN4―0高校野球女子選抜(2023年11月21日 東京D)

<高校野球女子選抜・イチロー選抜>3回から登板した松崎(撮影・島崎忠彦)
0―4で敗れた高校野球女子選抜だったが、試合後は充実感いっぱいの表情だった。
2番手で3回から登板した松崎環菜(島根中央)は2回1安打1奪三振で無失点の好投。スタンドから大きな拍手を浴びた。
4回2死では松坂大輔氏を二ゴロ。「試合前から絶対に打ち取ろうと思っていた。東京ドームで試合ができることに凄くワクワクしていたし、マウンドでも自分の投球ができた。本当にいい経験になった」と喜んだ。
外角の直球で打ち取られた松坂氏も「うまく打ち取られた。きょうの投手はみんなコントロールが良かった。参りました」と脱帽していた。
松崎は大学でも野球を続けるといい「凄く貴重な体験。これからの野球人生に生かしたい」と笑顔で話した。