「夏は少し昼寝をするのがよい」15分の軽い睡眠で午後も元気に!

「夏は少し昼寝をするのがよい」15分の軽い睡眠で午後も元気に!

  • WANI BOOKS NewsCrunch
  • 更新日:2022/06/23
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朝の楽しみのコーヒー、たった15分の昼寝。ささいなことでも、意識してみると自分のからだを労わることにつながる。「ゆるゆる漢方家」として大人気の櫻井大典氏が、今すぐ始められるかんたん養生法を紹介。好きなことを目いっぱい楽しめるからだを目指して、あなたもひとつ取り入れてみては?

※本記事は、櫻井大典:著『櫻井大典先生のゆるゆる漢方生活 -こころとからだに効く!-』(ワニブックス:刊)より一部を抜粋編集したものです。

1日1~2杯を目安に楽しいコーヒーブレイクを!

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▲豆から挽いて楽しむ イメージ:プラナ / PIXTA

朝起きたら、まずは豆から挽いた香りの良いコーヒーを飲み、一息つく……。そんなコーヒー党の方も多いかと思います。私もコーヒーが好きで、お気に入りの豆を買ってきては、ガリガリと挽いて楽しんでいます。

体によくないというイメージを抱かれがちですが、最近では、コーヒーが持つ循環器系、消化器系の保護作用などにも注目が集まっています。つまり、コーヒーは決して体に悪いものではない、ということです。

薬膳の視点で見たコーヒーの効能には、次のものがあります。

気分を落ち着ける作用頭をスッキリさせる作用利尿作用お酒の毒を抜く作用

また、コーヒーは温性なので、適度に飲む限りでは、体を冷やすこともありません。

ただし、飲みすぎはいけません。過剰に摂ると、これらのよい作用が逆に災いして、体内の必要なうるおいまでも消耗してしまい、乾燥を助長してしまいます。

なので、肌や髪の毛が乾燥しがちな方、あるいは喉や口がよく渇くような場合も、ひかえめにするほうがよいでしょう。また、温めるということは、熱を助長することにもつながるので、肌の炎症がある場合やのどが痛い、目のかゆみが強い場合なども避けたほうが無難です。

たくさん飲むと、うるおいを消耗してしまうだけでなく、イライラしやすくなったり、興奮しやすくなったり、熱がこもったりと、害が目立つようになってしまいます。コーヒーの特性を知って、適切な付き合い方をするとよいでしょう。

中医学では、よい香りにはリラックス効果があると考えられています。たとえば、「コーヒーの味は苦手だけど、香りは好き」という方もいらっしゃるかもしれませんね。良い香りのコーヒーを淹れるには、炒りたての豆、挽きたての粉を使ったものがおすすめです。

香りは時間が経つと薄くなってしまうので、淹れたら早めに楽しみましょう。コーヒーの味や香りにはたくさんの種類があるので、お気に入りのものを見つけて、リラックスタイムに少しずつ飲むようにしてください。

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▲コーヒーの香りでリラックス イメージ:jessie / PIXTA

よい睡眠のためにも昼寝は20分以内に

中医学では、夏には少し昼寝をするのがよい、という考え方があります。なぜなら、夏はたとえ寝るのが遅くなっても、早く起きるのがよいとされていますから、そんな時期は少しだけ昼寝をして、体を休めることが大切だというわけです。

電車の中でうたた寝をしただけでも、その後スッキリと目が覚めて、頭がまた冴えるようになった、休みの日にふと居眠りをしたら、その後、逆にだるくなってしまった、あるいは、昼寝をしてしまったがために、夜に眠れなくなったという経験がある人も少なくないでしょう。

スッキリ目覚めて、夜の睡眠にも影響しない昼寝(仮眠)をするためには、留意すべきポイントがあります。

まず、睡眠には4つのステージがあることを覚えておいてください。

1つめと2つめは比較的浅い睡眠で、3つめと4つめが深い睡眠とされています。

第1ステージは、最初のウトウト段階。

第2ステージは、その5~10分後、呼吸が整ってくるような段階です。

第3ステージは、眠り始めて20分を超えるころから突入します。

第4ステージは、眠り始めて30分以降の、最も深い睡眠段階のことです。

仮に、日中に30分以上の昼寝をしてしまうと、この第3、第4の深いステージに達してしまいますから、夜に深く眠れなくなってしまいます。なぜなら、3と4の深い睡眠ステージは1日に限られた分だけしかないためです。日中に消費すると、夜の分がなくなってしまうというわけですね。

以上のことからも、昼寝は15~20分程度が好ましいといえるでしょう。

ちなみに、昼寝にベストな時間帯は、11時から13時のあいだ。

中医学では、この時間帯を、精神を管轄する五臓の心(しん)の時間帯としています。11時から13時はちょうど昼休みの方も多いでしょうから、休みの間に15分程度の軽い睡眠を取ることで、午後も元気に動けるようになることでしょう。

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▲お昼に15分程度がベスト イメージ:Graphs / PIXTA

櫻井 大典

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