
立川志らく
落語家の立川志らく(60)が19日、TBS系「ひるおび」に出演。個人タクシー運転手の年齢上限引き上げに言及した。
報道によると国土交通省は、個人タクシー運転手の年齢の上限を80歳に引き上げる方針を示した。
個人タクシーは現在、人口30万人以上の地域でのみ営業が認められ、運転手の年齢は75歳までとされているが、案では個人タクシーの経験が1年以上あることなどを条件として、過疎地域でも営業を認め、運転手の年齢の上限を80歳までとするという。法人タクシーは法律上年齢の上限がないが、個人タクシーでも上限を引き上げ、運転手の人手不足を補おうという意図だ。
志らくは、「過疎化した村の人たちにとっては絶対何かなくちゃ生きていけない。それをタクシーで解消するんじゃなくて何かほかの手段を考えない」と国交省の案に否定的だ。
「だって国では高齢者の免許返納をすすめてるのに、なぜ過疎の村でだけは『いや、じゃあそこによこします』って。ちょっとやはり危険だということですよね」と続け持論を補足した。
さらに、「人間を年齢で判断しちゃいけないけどそれは個であってやはり相対的に見たらば80の高齢者が運転するっていうのは危ないですよね。飛行機だって、絶対80の人が人手不足だって操縦するわけないんだから」とその危険性を訴えると、「人の命を預かるものなんだから国がもっと知恵を出して過疎の村をどうするか考えないといけないですね」と別の解決手段を模索するべきだと語った。
東スポWEB