サンドウィッチマンが元旦にスベった衝撃 そろそろ“ネタ番組”卒業かという声も

サンドウィッチマンが元旦にスベった衝撃 そろそろ“ネタ番組”卒業かという声も

  • デイリー新潮
  • 更新日:2022/01/15

1月1日に放送された「笑いの王者が大集結!ドリーム東西ネタ合戦2022」(TBS)のサンドウィッチマンが話題になっている。彼らが珍しくスベったというのだ。この番組でスベるといえば、陣内智則の役割だったはずだが、一体どうしたのか。

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サンドウィッチマン

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ベテランから第7世代の人気若手芸人までが集結し、東西に分かれ珠玉の持ちネタを披露する笑いの祭典――2014年から毎年元日に放送されているお笑い特番だ。

オープニングで総合司会のダウンタウンがこう話を振った。

松本人志:今年も豪華なメンバーが揃ってくれまして。

浜田雅功:素晴らしいメンツですよ。

松本:でも、全員がウケるわけではない。

浜田:特に若干1名が不安でございます。

――この一言に立ち上がったのが陣内だった。

陣内:もお!△×■す……、噛んだわ。

見事なスベり出しだったが、あにはからんや、“唯一無二の芸風対決”に参戦した陣内は、まあまあウケた。一方、“東西チャンピオン対決”に出たサンドウィッチマンがスベったというのだ。SNS上にもそうした声が上がった。

《東西ネタ合戦のサンド、めちゃめちゃ陣内ってる》

《東西ネタ合戦のサンドのネタマジで陣内のネタかと思った笑》

伝説のチャンピオン

サンドウィッチマンといえば、07年のM-1グランプリで、敗者復活から初めて優勝を勝ち取った、東北出身者としても初となる伝説のチャンピオンだ。この時のM-1では、島田紳助やオール巨人からも高く評価され、その後はビートたけしからも「サンドウィッチマンの漫才は、真似しようと思ってもできない」、「本当にいい腕をしている」と絶賛された。民放プロデューサーは言う。

「今回、彼らが披露したのはコントでした。AIスピーカー“tomixa(トミクサ)”とのやり取りのネタでしたが、ステージに上がったのは伊達みきおだけで、トミクサの声を担当する富澤たけしの姿はありませんでした。1つのオチごとに暗転させるショートコント風だったのも、サンドらしからぬネタでした。たしかに爆笑ネタではありませんでしたが、クスッとさせる面白さはありましたよ。ダウンタウンの番組ですから彼らだってモチベーションも高かったでしょうし、尺も長めでした。いつものサンドとは違ったので、“スベった”とか“面白くない”という声が上がったのでしょう」

コントが終わると、松本も驚いていた。

松本:いやぁ珍しい。びっくりした……。

ネタ見せをやめる芸人

彼らは、キングオブコント2009では準優勝もしている。コントだってお手のもののはずだ。

「それでも新しいスタイルの笑いに挑戦したんだと思います。もっとも、彼らもそろそろネタ番組を卒業してもいいポジションになったと思いますよ」

公式ページにはローカルを含むテレビのレギュラーが11本!ラジオも2本と大忙しであることがわかる。その合間を縫って、東北の被災地応援も欠かさない。

「冠番組もありますし、バラエティ番組で十分に生きていけるタレントです。加えて好感度も高い。これだけ忙しいと、ネタを作るのも大変でしょうね」

昨年は伊達が膀胱癌の手術も行った。

「それでもネタ番組に出演するのは、“漫才やコントのネタが面白い芸人”というプライドがあるからでしょう。とはいえ、現在2人とも47歳で、50歳に手が届こうとしています。このくらいの年代になると、『若手のほうが面白いネタをやる』とか『若手より面白いネタが作れなくなった』という声をよく聞きます。若手のネタに脅かされ、勝負する場所を変えてくる芸人は少なくありません」

言われてみれば、ダウンタウンだってネタを見せることはほぼなくなった。ウッチャンナンチャン、くりぃむしちゅー、ネプチューン、さまぁ~ず、ナインティナインだってそうだ。

ナイツと爆笑は例外的

「例外的なのがナイツと爆笑問題でしょう。ナイツの塙宣之は漫才協会の副会長も務めていて、彼らは寄席にも出演しています。東京漫才の灯を消したくないという思いも強いのかもしれません。爆笑問題は所属事務所主催の“タイタンライブ”で定期的にネタを披露する場を持っています。一番面白い漫才師を目指しているからこそ、今も漫才で勝負しているんだと思います」

サンドウィッチマンも毎年ライブツアーを開催しているし、所属事務所主催のライブにも出演している。12年から中川家、ナイツと始めた「漫才サミット」は、今年4月に札幌公演が予定されている。今も積極的にネタを披露し続けている。

「ナイツや爆問に続く資質、実力は十分にあると思います。彼ら自身、そのつもりだと思いますが、そのモチベーションをどうやって保ってゆくかが問題です。爆笑ネタが書けなくなり、ネタ番組に呼ばれなくなっては、サンドウィッチマンという漫才師にとっては死活問題ですから」

今回のコントは、新境地開拓の実験だったのかもしれない。

デイリー新潮編集部

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