暴力団関係者に捜査情報を漏らした警察官に有罪判決【佐賀県】

暴力団関係者に捜査情報を漏らした警察官に有罪判決【佐賀県】

  • SAGATVニュース
  • 更新日:2021/11/25
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サガテレビ

暴力団関係者に捜査情報を漏らしたとして、地方公務員法違反の罪に問われた佐賀県警の警察官に対し、佐賀地裁は執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。

起訴状などによりますと、当時唐津警察署に勤務していた34歳の巡査長は、今年3月、警察署を訪れていた暴力団関係者に、覚せい剤捜査での車の差し押さえに関する情報を口頭で伝えたとして、地方公務員法違反の罪に問われています。これまでの裁判で巡査長は、「情報協力者との関係を築きたかった。会話の途中で話が途切れ、とっさに言ってしまった」などと述べていました。

25日の判決公判で、今泉裕登裁判長は「暴力団関係者に捜査情報が漏えいされてしまえば、組織的な罪証隠滅工作が行われる可能性が高い」とした上で、「警察に対する国民の信頼を揺るがし、刑事司法作用に重大な影響を及ぼす危険性の高い行為」として、懲役6カ月執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。

判決を受けて、県警監察課は、「職員が有罪判決を受けたことについては、厳粛に受けて止めています。全職員に対する指導・教養を行うと共に業務管理を徹底し、再発防止に努める」とコメントしています。巡査長の弁護人は「控訴は検討する」としていて、禁錮以上の刑が確定すれば、失職することになります。

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