「中居正広さんには素直に話しました」日テレの後呂有紗アナが語る”初鳴き”

「中居正広さんには素直に話しました」日テレの後呂有紗アナが語る”初鳴き”

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  • 更新日:2021/07/22
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後呂有紗アナウンサー(撮影・加藤夏子)

写真撮影では20年続けるクラシックバレエの華麗なポーズを披露してくれた日本テレビの後呂有紗アナウンサー。ご本人の雰囲気と相まって和やかなムードでインタビューが始まった。

【写真】後呂アナウンサーの全身ショットはこちら

―後呂(うしろ)さん 珍しい名字ですね。

そうですね、珍しい名字だけにすぐ覚えてもらえるので気に入っています。“名字は後呂ですがいつも前向きに”と語呂合わせで自己紹介していて、入社の時が最初で、テレビの初鳴き(アナウンサーとして、初めてテレビに出演し、アナウンスすること)の時も使いました。そこから何年間も、自己紹介の度に使っています (笑)。加藤浩次さんからも「どんどんそれでいっちゃいなよ」と言って頂き、自慢のキャッチコピーにしています。

―入社5年目、報道番組を中心に担当されていますね。

どの現場も本当にやりがいのある現場だと感じています。アナウンサーになりたいと思ったきっかけが、私が今まで経験してきたいろいろなことが、テレビをきっかけにやってみようと思うことが多かったんです。だから今度は見てくれている人にきっかけを与える立場になりたくてアナウンサーを目指しました。入社して初めて担当した情報番組「ZIP!」では、それを本当に実感できることがたくさんあって、私が出演したコーナーを見てくれて「これを買ったんだよ」と写真をみせてくれる方がいて。本当に楽しい現場で沢山のきっかけを届けられたなというのがZIP!の経験でした。

いま担当している報道番組「news every.」では自分が取材したことをオンエアに乗せられる喜びをすごく感じています。Oha!4の取材でも「こういう言葉で呼びかけてみよう」「こういう質問だったらあたらしい答えを引き出せるかもしれない」と、オンエアに自分の言葉や視点を提案できることにとてもやりがいを感じています。

―具体的にはどのような「視点」を盛り込むのでしょう?

例えば、オンエア直前まで大雨情報や気温を調べて反映させることを心掛けています。少しでも放送内容が良くなるように、時に先輩に教えてもらいながら、最適な情報をピックアップできるよう情熱をかけて下調べしています。

―バラエティー番組「新・日本男児と中居」のアシスタントを経験した感想は?

本当に自由にさせていただきました。私が何を言っても中居正広さん(メイン司会)が受け止めてくれたんです。初めてのバラエティ番組担当だったので、進行に手間取ったり、聞かれても上手くリアクションできなかったり…。そんな中で中居さんが手取り足取り教えてくれたんですが、それを周囲にわからないように、そっと助けてくれたんです。回を重ねるごとに慣れてきて、助けられていることを忘れてのびのびやらせていただきました。中居さんは何を言っても受け止めてくれて、素直にそのとき思ったことを話していましたね。

―アナウンサーを目指したきっかけは。

クラシックバレエを20年ほど習っていました。これだけ長く続けられたのはテレビが支えだったからなんです。海外のバレエ学校でプロを目指す生徒やバレエダンサーの活躍をテレビで目にしたから、自分も頑張ろう!というきっかけになりました。学生時代、海外に短期留学した時もテレビをみて「留学する!」と一歩を踏み出しました。自分の核になるような経験はすべてテレビがきっかけ。だから今度は私がきっかけを届けられる人になれたらいいなという思いでアナウンサーを目指しました。

バレエは私にとって今の仕事にもつながるものです。自分の核になる部分は全てバレエを通じて創られていったと思っています。アナウンサーの仕事との共通点は「一つの技を磨いていく」ということですね。アナウンサーの仕事は原稿を正しく読んで伝えることが核となる技術。核になる技術を磨き続けて、より高みに向かっていくという過程がバレエもアナウンサーの仕事にも共通していますね。バレエはレッスンの過程も含めて披露するまで全てが楽しく、やりがいを感じさせてくれるものです。

―大舞台でバレエを踊ることは楽しい?

すごく楽しいですね。踊る楽しさもあるんですけど、私は表現することが好きでした。いろいろなシチュエーションを舞台で表現するタイプかもしれません。バレエを踊る時にあえて舞台を広く使って大胆に見せたり、情熱を表現するために衣装の動き方まで考えたり。キャラクターになりきって、舞台の上でライトを浴びる瞬間が喜びでした。

―アナウンサーとして東京五輪をどう伝えていきますか。

選手の皆さんが今まで積み重ねてきた時間・努力にまで思いを馳せながら伝えていきたいです。コロナ禍でメンタル面への負担も普段以上に加わる中、五輪に臨む世界トップレベルの選手たちには、この時のために費やしてきた努力があります。私も番組で五輪の原稿を読むときに、思いを込める部分だったり、特に伝えたい部分だったり、全ての選手たちの思いが視ている方に届くような伝え方ができたら良いと思っています。

―ご自身のバレエの経験を踏まえて選手たちに今一度エールを

自分を励まし続けることの大変さ。壁を乗り越えた時の達成感。私がクラシックバレエで経験してきたことの何百倍もの苦労を想像できますし、選手の皆さんの影の努力を放送で伝えていけたらと思います。

―リフレッシュ法はありますか?

実は何もしないことが私のリフレッシュ法なんです(笑)。最近は夕方のニュース番組「news every.」が終わった後の時間に、出演している皆さんとしている、ちょっとした会話がいちばんの楽しみです。さらに、藤井貴彦アナ(news every.メーンキャスター)からの「ありがたい言葉」と呼んでいるコーナーがありまして。雑談しながらその日の反省点などを教えてくれるんです。藤井アナは1994年入社、私は1994年生まれと、ご縁を感じる大先輩でもあり、いつもアドバイスをいただいています。先輩の中島芽生アナ(news every.キャスター)とは家が近いので、スーパーに一緒に行ったり、好きなお菓子を持って行ったり、いただいたり。仕事の悩みは藤井アナに、プライベートは中島アナにフォローしてもらっています。

―将来はどんなアナウンサーになりたいですか?

アナウンサーとして、番組の顔として、1人のキャスターとして信頼される存在になりたいという目標があります。番組で共演する先輩方を近くで見ていて、皆さんスタッフからも視聴者からも信頼されて仕事をしています。

私もいつか番組の顔として信頼されるキャスターになれたらいいなと思います。そのために、news every.で日々学んだことを水曜日にメーンキャスターを務める朝の番組「Oha!4 NEWS LIVE」でアウトプットするなど、少しでも自分の学びとして吸収できるように努力しているところです。

― 「news every.7秒のエンディング」へのこだわりは?

その日のトピックをぎゅっとつかめるような題材にしたい。40分くらい前に考えているんですが、その日のオンエア全体を通して「これにしよう!」と決めています。実質7秒間なんですけど番組の最後まで、視ている方に、今日は何かな?と期待して貰えるよう、一生懸命考えて小芝居をしたり、踊って動きをつけたり、小道具を作ったりもして(笑)あの手この手で毎回お伝えしています。(聞き手 野田太郎)

■プロフィール

うしろ・ありさ 1994年4月東京都生まれ。日本女子大学卒業後、2017年 日本テレビにアナウンサーとして入社。担当番組は「Oha!4 NEWS LIVE」(水曜日)「news every.」(木曜日・金曜日)。2019年5月からは自身初めての担当となるバラエティー番組「新・日本男児と中居」で中居正広さんと共演した。

野田太郎

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