
市民が保護した「子犬」、タヌキと判明 中国上海市
9日、草むらにいる生後2カ月の「吉祥」。(上海=新華社配信)
【新華社上海6月23日】中国上海市の胡さんは今年4月、自宅付近の草むらで子犬のような動物を発見し、連れ帰って「吉祥(ジーシアン)」と名付けた。吉祥は生後間もなく母親とはぐれたとみられ、へその緒が付いたままだった。成長するにつれ犬とは違う姿になっていき、市内に生息する国家2級保護動物、タヌキと確認され、9日に上海市野生動植物保護事務センターによって上海動物園に移された。今後は野生化訓練を経て自然に戻すことになっている。

市民が保護した「子犬」、タヌキと判明 中国上海市
へその緒が付いた状態で発見された「吉祥」。(4月8日撮影、上海=新華社配信)

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9日、家を離れる「吉祥」と写真を撮る胡さん(左から2番目)一家。(上海=新華社配信)

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ミルクを飲み終えた「吉祥」。(4月9日撮影、上海=新華社配信)

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9日、「吉祥」を見送る胡さんの息子(右)。(上海=新華社配信)

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9日、「吉祥」を引き取る上海市野生動植物保護事務センターの職員。(上海=新華社配信)

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胡さんの母の手のひらで眠る「吉祥」。(5月15日撮影、上海=新華社配信)

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8日、成長してタヌキらしさが現れてきた「吉祥」。(上海=新華社配信)

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9日、「吉祥」を引き取りに来た上海市野生動植物保護事務センターの職員。(上海=新華社配信)