テレビマンから短大教授に転身「miso soup」を企画した今木さん

テレビマンから短大教授に転身「miso soup」を企画した今木さん

  • 西日本新聞
  • 更新日:2020/10/18
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西日本短期大教授の今木清志さん

今春、長年勤めた民放キー局を辞め、西日本短期大(福岡市)の教授に転身した。着任早々、新型コロナウイルス収束を願うオリジナルソング作りのプロジェクトを企画。学内アイドルグループの新曲としてプロデュースし、インターネットで発信している。

兵庫県姫路市出身。1986年に東京大を卒業し、テレビ朝日に入社。情報番組ディレクターなどを経てドラマ番組プロデューサーになり、「はぐれ刑事純情派」「土曜ワイド劇場」などを手掛けた。

やがて管理職に就くが「性に合うのは現場。コンテンツ制作の現場で担い手を育てたい」と定年前の転職を決意。大学に的を絞り現役時の経験が生かせる学科を調べる中、歌手や声優などを養成する同短大メディア・プロモーション学科が目に留まる。全く無縁の福岡で順調に話が進み、第二の人生の舞台が決まった。

ただ当時はコロナ禍が広がりだした頃。新年度を迎えても学内に学生の姿はなく、授業はオンライン。社会は“ステイホーム”で混乱状態にあった。「こんな時こそ市民に癒やしと元気を」。シンガー・ソングライターとして福岡で活動する卒業生(21)に作詞作曲を託し、バラード調の旋律で日常の尊さを切に訴える歌「miso soup(ミソスープ)」が完成した。

対面授業の再開後、ミュージックビデオに仕立てて動画投稿サイトで公開し、アプリには無観客ライブを配信。会員制交流サイト(SNS)でも紹介する。企画のテーマは「はなれていても、そばにいる」。横浜に妻(57)を残し単身赴任中の身にも染みる。福岡市。58歳。 (木村貴之)

西日本新聞

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