
こんにちは、スーパー青果部・青髪のテツです。みなさん、アボカドってどうやって保存していますか?実は、アボカドをおいしく食べるには、この保存法がとても重要になってきます。キーワードは、「追熟せずに冷蔵庫はNG」「冷蔵は1個ずつパック」「冷凍もできる!」です。これを覚えるだけで、アボカドライフがさらに充実したものになりますよ!ではさっそく解説スタート♪
【青髪のテツ】アボカドは食べ方がわからない…?なら「和えもの」試してみて!∞の可能性を感じますよ♪
アボカドは「追熟せずに冷蔵庫」NG!
みなさん、買ってきたアボカドをすぐに冷蔵庫に入れていませんか?
アボカドは、食べごろの熟度になるまで、適切な方法で追熟させる必要があります。
(食べごろの状態のアボカドを買ってきたのであれば、そのまま冷蔵庫に入れてOKです)

食べごろの目安を簡単に説明すると、
①頭とお尻を軽く触ると少し弾力がある
②色がチョコレート色
③ヘタが少し浮いてきている
これが食べごろの目安になります。
特に、①と③は重要なので、まだ硬くヘタがしっかりとくっついているアボカドについては、追熟が必要になります。
そして、アボカドを追熟させたいときは、絶対に冷蔵庫に入れてはいけません!
追熟が止まってしまい、硬いまま傷んでしまうこともあります。
追熟させるときは、必ず常温で保存しましょう。

追熟を早めたいなら、アルミホイルに包んだり、紙袋に入れたりして保存することで、アボカド自身が発生させるエチレンガスによって追熟が早まります。同じようにエチレンガスを発生させるバナナやりんごと一緒に保存するのも有効ですよ。
追熟後のアボカドは「1個ずつパック」で冷蔵庫へ!
お好みの熟度に達したアボカドは、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。
1. アボカドにラップを巻く。

2. 保存袋に入れる。

3. 野菜室に入れる。

これだけでオッケーです。
ただし、先ほども書いた通りアボカドはエチレンガスを放出するので、裸のまま野菜室に入れてしまうと、他の野菜や果物にも作用して、食材が全体的に傷みやすくなってしまいます。
また、一つの保存袋に数個のアボカドを入れてしまうと、アボカド同士のエチレンガスで傷むのが早まりますので、必ず1玉ずつ分けていれるようにしましょう。
アボカドは冷凍OK!
アボカドは冷凍保存することも可能です。すぐに食べる予定がなく、長期保存が必要な場合は冷凍してしまいましょう。
手順は以下の通りです。
1. アボカドを半分にカットして種を取る。

2. 皮を剥く。

3. 食べやすいサイズにカットする。


このときカットしたアボカドにレモン汁をかけてあげると、変色を防ぐことができます。
4. ラップに包む。

5. 冷凍用の保存袋に入れる。

6. 冷凍庫に入れる。

この方法で冷凍保存したアボカドの保存期間は約1ヶ月です。
ただし、家庭の冷凍庫は開けしめが頻繁に行われるので、冷凍しても長持ちしないことがあります。なるべく早めに使い切る方がいいでしょう。

試しに、冷凍アボカドを食べてみました。
カチカチに凍ったアボカド(1個分)を常温で自然解凍し、たたいたサーモン(約50g)、めんつゆ(2倍濃縮・大さじ1)、ゴマ油(小さじ1)、チューブにんにく(小さじ1/2)と和えて、白いりゴマ(適量)をかけてサーモンポキ風にしました。

食べてみると、アボカドの滑らかな食感と脂ののったサーモンが相まって、とろとろで最高においしい!解凍したアボカドは、多少形が崩れやすいものの、食感や風味は普通のアボカドとほぼ変わりません。
冷凍アボカド、超アリですよ!食べきれなさそうなら、ぜひ試してみてください。
以上、アボカドの保存法の紹介でした。これを知って、アボカドライフをよりいっそう充実させてください!