車で行かなくても楽しめるようになります!おまちのワイン醸造所=都市型ワイナリーが四国で初めて高知市中心部に誕生することになりました。資金を集めるクラウドファンディングも26日から始まっています。
都市型ワイナリーを建設するのは、高知県産のブドウを使ったワインを製造・販売するよさ来いワイナリーとミタニ建設工業です。都市型ワイナリーとは郊外の農園などの側にある一般的なワイナリーと違い、中心街など都市部にあるのが特徴で、全国的に増加傾向にあります。
四国初の都市型ワイナリーは高知市廿代町のビルを改修し、1階部分でワインの醸造と販売を行う予定です。人が集まりやすいという立地のメリットを生かし、新たな人の流れや賑わいを作りだすことが狙いです。
(よさ来いワイナリー 窪内靖治 代表)
「高知の人はお酒を飲むのが大好きなので車を運転して行くと『飲めんやん』というのがあると思うので、気軽に立ち寄れるところができるのはとてもいいことなんじゃないかと思う」
25日から建設資金の一部について支援を募るクラウドファンディングも始まっていて、支援者には醸造所に設置されるネームプレートに名前が掲載されるほか、ワインの返礼品などが予定されています。
ワインは南国市のよさ来いワイナリーの農園で栽培された食用ブドウが使われる予定で、「高知ならでは」のワインを目指します。ワイナリーは6月末に建物が完成し、9月から醸造を始める予定です。