ボートレース常滑の「スポーツニッポン創刊75周年記念競走」は21日に開幕。大阪支部期待のルーキー佃來紀が6Rで水神祭を飾った。
レースではトップスタートからまくった徳増秀樹に対し、イン中村泰平が抵抗。大きく開いたスペースに、佃が会心のまくり差しをねじ込んだ。「感じは前半の方が良かった。後半は師匠(山崎郡)に教えてもらった形に叩いたけど、回り足とか良くなかった。調整はする。100目走で(初勝利)できてめっちゃうれしい。練習で1等取ったような感じで、あまり実感はない。ただ、周りにも言われていたのでホッとした気持ちはあります」と水神祭を終えた後は笑顔も見られた。
これで火が着いたのは豊田祥生だ。「同期が初勝利で、刺激になりますね。試運転では勝つ人もいるし、回り足は良さそうです」とダイヤモンドカップで節イチ級だった37号機を相棒に、1走目では見せ場を作った。パワーを考えれば、佃に続く水神祭の可能性は十分ある。今節は132期祭になることを期待したい。
マクールニュース