災害発生、二の足踏む人を避難させるには 過去の教訓とは

災害発生、二の足踏む人を避難させるには 過去の教訓とは

  • 京都新聞
  • 更新日:2022/05/14
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災害時の住民への避難の促し方を学ぶ綾部市議会の防災対策特別委員会(福知山市堀・福知山公立大)

京都府綾部市議会の防災対策特別委員会は10日、京都府福知山市堀の福知山公立大で研修会を開いた。横山泰昭・同大地域防災研究センター長が、府北部の過去の災害を踏まえ、災害時の住民への避難の促し方などを解説した。

福知山市消防本部で消防長や市危機管理監を務めた横山センター長は、2013年9月の台風18号で、由良川が築堤の未完了区間からあふれ、市東部の住宅地が広範囲に浸水した経験を振り返り「住民の危機感が足りなかった」と指摘した。

綾部市上杉町で3人が亡くなった2018年7月の西日本豪雨では、同市旭町で住宅が全壊した住民が、台風や豪雨の際に毎回家族で避難していた例を挙げ、「空振りが続いても訓練と考えて避難したことで、命を守ることができた」と強調。避難に時間のかかる高齢者らには「個別の声かけを続けることが効果的だ」と訴えた。

委員長の吉崎久市議は「委員には災害時の避難の必要性を、先頭に立って住民に周知してほしい」と話した。

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