17歳の頃に抱いていた理想にはなれない自分

17歳の頃に抱いていた理想にはなれない自分

  • かがみよかがみ
  • 更新日:2021/04/08
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私は誕生日を迎えて、一つ年齢を重ねた。メッセージやLINEギフトを送ってくれる友達もいて、一つ一つがとても嬉しかった。

嬉しかったけど、誕生日を迎え、年齢という数字が一つ増えることにプレッシャーを感じてしまう。それはその数字に見合うだけの努力だとか、成長だとかができていなんじゃないかって思うから。

「男女関わらず優秀な人を取り立てるべきだ」と言った父に対して、強い反感を覚えた

17歳の頃に抱いた自分の理想像と、今の私の現実のギャップが苦しい

私が一番頑張っていたのは、大学受験のために勉強をしていた高校3年の17歳の頃。その頃は、1日12時間勉強をするのは苦ではなかった。むしろ知識が増えて、問題がサクサク解けるようになる感覚がゲームみたいで楽しかった。

今考えると、無茶なほど長時間にわたる勉強を、当たり前のようにしていた。17歳の頃の私は、漠然といくつになっても今と同じだけの負荷を自分にかけて、勉強し続けるのだと理想を抱いていた。私は無事志望校に合格し、時を同じくして、私は18歳になった。

そして、いくつかの歳を重ねて今に至るのだが、17歳の頃に抱いた自分の理想像と、今の私の現実のギャップが苦しい。

別に頑張っていないわけではない。大学の成績だって悪くはない。新しいアルバイトに挑戦して、任せてもらえる仕事も増えた。

ただ、17歳の私が、今の年齢の私に期待していたほどの成長は、できていない気がしてならない。今の自分に自信がないから、いつまで"若い”という理由で、許されるのだろうかなんて不毛なことを考えてしまう。

17歳の私が期待していた私は、現実離れした神様みたいなものかも

今年の誕生日の数日後、誕生祝いで久しぶりに家族とちょっといい焼き肉店に行った。「ちょっと過ぎちゃったけど…誕生日おめでとう」という父の声に合わせて、ビールで乾杯をした。タン塩を焼きながら「中身が変わらないまま歳だけ取っている気がする」と私はこぼした。

そしたら、父は「たしかになぁ、多分ずっと変わらないと思うよ。若い時なんか、今のお父さんと同じ年齢の人は神様みたいに見えてたけど、実際そんなことないしな。結局は人間なんだし」と言った。

なるほど。17歳の私が期待していた私は、現実離れした神様みたいなものかもしれない。1日12時間も勉強し続けることは、受験生という特殊な時期だからできたことだ。何年も続けることは、私にはできない。できる人がいたら、まるで神様のような人だと思うだろう。朝起きたくない日も、家でダラダラする日もあったって何も可笑しくない。人間なんだから。

今の自分を受け入れ、実現できるくらいの理想に一歩ずつ進むこと

17歳に想像した理想を追うことは、自分で自分を呪縛するだけだ。17歳の理想は放り投げてしまおう。

だからといって、歳を重ねるプレッシャーはすぐには変わらない。それにそのプレッシャーは、成長志向があることの証明にも思えるから、完全に手放したくはない。

私がすべきことは、まずは今の自分を受け入れること。そして、実現できるくらいのちょうどいい塩梅の理想を掲げて、それに一歩ずつ進むこと。

素敵な女性になるためには、どんな理想がいいだろうか。一年後には自信をもって「成長したね」と自分を褒めてあげられるようになっていたい。

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ちーまる

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