
日没が早まり交通死亡事故が増える時期に合わせ、警察などが反射材の着用を呼び掛けています。
県警察本部によりますと、日没が早まる9月と10月は65歳以上の歩行者が死亡する事故が増える傾向にあり、反射材の着用を呼びかけています。
県警察本部・交通安全対策室長の安部明さんは「遠くからでもドライバーに歩行者の存在を知らせることができますので、反射材があるのとないのとでは、事故防止に大きな差が出ると思います。」と呼びかけました。
9月7日には、客として訪れる高齢者や祖父母などに渡してもらうため、県トラック協会が、反射材を薬剤師会と小学生の代表に贈りました。
県内では18日現在、交通事故で死亡したのは41人で、そのうちおよそ半数が高齢者だということです。
警察などは21日から始まる秋の全国交通安全運動で、反射材の着用などを呼び掛けることにしています。