【心機一転】とは気持ちを新しく切り替えること|今さら聞けない四字熟語

【心機一転】とは気持ちを新しく切り替えること|今さら聞けない四字熟語

  • Domani
  • 更新日:2022/05/14

「心機一転」とは気持ちを切り替えることを指す言葉です。ビジネスや日常生活でよく使われる言葉なので、詳しい意味を理解し、例文と一緒に覚えておきましょう。また、類語の使い方についても例文と一緒にご紹介します。

【目次】

「心機一転」とは気持ちを新しくするという意味の言葉

「心機一転」の四字熟語の類語をご紹介

まとめ

「心機一転」とは気持ちを新しくするという意味の言葉

「心機一転」とは、気持ちを新しく切り替えることを意味する言葉です。新しいことを始めるときや、何か好ましくないことが続いたとき、あるいは何かに取り組むことがマンネリ気味になったときなど、気持ちを切り替えたいと考える機会は少なくありません。「心機一転」という言葉を使って、そのときの気持ちや状況を表現してみましょう。

No image

【心機一転】しんきいってん何かをきっかけにして、気持ちがすっかり変わること。「―して仕事に励む」「心気一転」と書くのは誤り。

(引用〈小学館 デジタル大辞泉〉より)

気持ちが良いほうに変化するときに用いる

気持ちを切り替えるときは、いつでも「心機一転」という言葉で表現できるのではありません。「心機一転」は、気持ちがポジティブな方向に切り替わるときに用いる言葉です。

嫌な出来事ばかりが続いて落ち込んでいたけれども、気持ちを明るくするように努力したなどのケースで使います。反対にあまり好ましくない方向に気分が変わるときには、「気持ちが落ち込んだ」「気が滅入る」などの別の表現を使うようにしましょう。

「心機一転」の使い方を例文でご紹介

「心機一転」は、そのままの形でも使うこともできます。例えば次のように表現できるでしょう。

・【心機一転】、新しい土地で頑張っていこうと決意した。
・【心機一転】、今までの私とは決別し、強い女性になろうと誓った。

しかし、「心機一転」に動詞や名詞などをつけて、慣用的に使うこともできます。よく使われる5つの表現を例文と共に見ていきましょう。

・心機一転する
・心機一転頑張る
・心機一転して
・心機一転したい
・心機一転を図る

心機一転する

「心機一転」に「する」をつけることで、動詞として使うこともできます。いくつか例文をご紹介するので、使い方をつかんでいきましょう。

・毎日仕事が夜遅くまで続いて、いったい何のために生きているんだろうと考えていた。このままでは病気になりそうだ。何か【心機一転する】機会が必要だ。
・来月、一緒に旅行に行きませんか? 温泉でも入って、【心機一転する】のはどうでしょうか。
・【心機一転する】のは簡単そうで難しい。新しい学年になって、今度こそ明るいキャラクターで印象づけたいと思うが、やはりどうしてもネガティブないつもの私になってしまう。

心機一転頑張る

「心機一転」に「頑張る」という動詞をつなげることで、今までとはまったく違った気持ちで物事に取り組みたいという意思を表現できます。いくつか例文を見ていきましょう。

・大学進学のために、一人暮らしを始めた。今までの怠惰な性格は脱ぎ捨てて、【心機一転頑張りたい】。
・人事異動で、北海道の営業所に配属された。行ったことがない土地で、【心機一転頑張ろう】と思う。
・新しいプロジェクトが始まった。今回初めてチームリーダーに任命され、緊張している。今までの指示待ち行動は止めて、【心機一転頑張りたい】と考えている。

心機一転して

「気持ちを新たにして」という意味を、「心機一転して」と表現できます。いくつか例文を見ていきましょう。

・こんな気持ちで仕事を続けていても、何もうまくいかないし、負の連鎖が続くと思う。【心機一転して】、今までの気持ちと切り離すことが必要だ。
・40代になったので【心機一転して】、これからは何でも積極的にチャレンジしたい。
・還暦になってからビジネスを立ち上げた田中さんは、毎日生き生きと過ごしている。【心機一転して】いることが傍目にもよくわかる。

心機一転したい

気持ちを切り替えたいと思っているときは、「心機一転したい」と表現できます。まだ気持ちは切り替えられなくても、心機一転したいという思いを口に出すことで、より良い方向に変化が訪れるでしょう。例文をご紹介します。

・どうも私は物事を悪くとる癖があるらしい。こんな自分から【心機一転したい】と切に願う。
・毎日毎日子どものお弁当作りで本当に疲れた。メニューもワンパターンで子どもからの評判も良くない。もっとお弁当作りを楽しめるように【心機一転したい】。
・【心機一転したい】という気持ちはあるけれど、なかなか思うようにはできないものだ。

心機一転を図る

「心機一転したい」という気持ちを持つことから一段階進んだ状態が「心機一転を図る」です。どのようなシチュエーションで使えるのか、例文を通して探っていきましょう。

・いつもと同じような気持ちで営業に出ていると、仕事がつまらなく思えてくる。【心機一転を図って】、入社したときのフレッシュな気持ちを思い出そう。
・【心機一転を図った】ものの、思うようにはリフレッシュできなかった。何に問題があるのだろうか。
・【心機一転を図る】といって、彼はいなくなってしまった。今頃どこで何をしているのだろう。

「心機一転」の四字熟語の類語をご紹介

「心機一転」という言葉には、似たような意味の類語が多数あります。四字熟語のなかにも、「心機一転」の類語は少なくありません。

No image

例えば「気分一新(きぶんいっしん)」は、「心機一転」と同じく気持ちを新しくすることを意味する言葉です。環境が変わったときなど、何か気持ちを変えるきっかけがあったときに使うことがあります。

また、「緊褌一番(きんこんいちばん)」は、気持ちを新しくすることや決意することを表す言葉です。「緊褌」とは「ふんどしをきっちりと締めること」を指し、「一番」とは「大切なとき」を指します。つまり、ここ一番の大切なときに心して臨むといった状況で使うことができるでしょう。

そのほかにも、「気分転換」も気持ちを切り替えるという意味で、「心機一転」と似た言葉です。しかし、「気分転換」は単にリフレッシュするというニュアンスなので、何か新しく物事に取り組もうというポジティブな思いは表現できません。

まとめ

「心機一転」はポジティブな方向に気持ちを切り替えるときに用いる言葉です。ビジネスで環境や立場が変わったとき、新しい気持ちで何かを始めたいときなどに、使うことができるでしょう。

No image

また、日常生活でも気持ちを切り替えるシーンはよくあります。気持ちを切り替えていないときでも、今後切り替えたいという思いを「心機一転」の言葉を使って表現できるでしょう。

こちらの記事もおすすめ

「心気一転」←この四字熟語は一ヵ所、〝漢字〟が間違っています! どこが違うか分かりますか?
ワーママの活力になるものって何!? 「私たちこれでモチベーション上げてます♡」17選

写真・イラスト/(C) Shutterstock.com

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加