賃貸で鳩の駆除をするには?|対処方法や対策を紹介

賃貸で鳩の駆除をするには?|対処方法や対策を紹介

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  • 更新日:2021/10/14

公園などで鳩にエサをやる人はよく見られますが、一方でフンや鳴き声に悩まされている人も多くいます。鳩は菌やウィルスなどを媒介する害鳥。しかも他の鳥に比べてフンの量が多く、ベランダなどに寄り付くようになるとたちまち汚されてしまいます。そうなる前にもベランダなどで鳩を見かけたら早めの対策が必要。しかし賃貸の場合、勝手にネットなどを設置してもいいのでしょうか。また費用はオーナーが支払ってくれるのでしょうか。ここでは賃貸で鳩を駆除するにはどうしたらいいのか、対処法や対策などを紹介します。賃貸物件で鳩被害に悩んでいたらぜひ参考にしてください。

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鳩による主な被害

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鳩は菌やウィルス、寄生虫などを持っています。もちろんフンにも含まれるため、鳩がフンで汚した場所をそのままにしておくのは衛生的に問題。鳩による主な被害場所にベランダがありますが、ベランダは布団を干したり洗濯ものを干したりする場所。小さな子どもがいる家庭なら特に早めに対応する必要があります。ここでは鳩による主な被害をまとめてみました。

感染症にかかる危険が高まる

鳩のフンは乾燥すると細かいチリとなって空気中を漂います。このチリには多くの病原菌が含まれており、吸い込んでしまうとさまざまな病気の原因となってしまいます。鳩のフンから感染する可能性のある病気としては、サルモネラ食中毒やトキソプラズマ症、クリプトコッカス症など。中でもトキソプラズマ症は妊婦が感染すると胎児に影響が及ぶ場合があります。

飛び立つ時にも注意!

鳩の体自体にもダニや寄生虫、カビなどが多く付着しています。そのため鳩が飛び立った瞬間に息を吸い込んでしまうとそれらが肺に入ってしまい、肺炎やアレルギー症状など引き起こす可能性があります。健康な大人であれば抵抗力があるためそれほど心配いりませんが、抵抗力の低い子どもやお年寄りなどは注意する必要があるでしょう。

美観を損なうだけじゃない!安全性にも影響が

鳩のフンで建物の美観が損なわれるのはもちろんのこと、安全性にも影響が出てきます。鳩のフンは強い酸性。建物の金属部分に長時間大量のフンが付着し続けると、腐食する可能性があります。実際、2007年アメリカで起こった「ミネアポリス高速道路崩落事故」は、鳩のフンによる鉄骨の腐食が事故原因とひとつとして発表されています。

害虫の発生源になる

鳩は他の鳥に比べてもフンの量が多く、一日あたり約30g、1年間では約10kgものフンをすると言われています。そのためいくら掃除しても鳩が来る場所はあっという間にフンだらけになります。そして堆積したフンは害虫の発生源になることも。特にゴキブリは鳩のフンもエサとするので、フンを放置しているとゴキブリまで呼びよせてしまいます。

フンのニオイや鳴き声の被害

鳩のフンは湿っていても乾いていても独特の悪臭がします。特に夏の時期になると気温の上昇により、さらに耐え難いニオイになることも。また鳩の鳴き声は遠くから聞こえるならのどかに感じるものですが、家の近くで鳴かれるとその被害は深刻。縄張り争いなどで早朝から鳴くことも多く、その騒音でゆっくり眠れないと言う人も多くいます。

賃貸でもできる鳩対策とは?

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鳩は鳥獣保護法で守られている動物なので、許可なく駆除・捕獲すると法に触れる可能性があります。ヒナや卵を移動させること同様です。また防鳥ネットや防鳥ワイヤーを取り付けるのは穴あけ作業が必要なことがあるので、管理会社やオーナーへの連絡が必要。ここでは法に触れず、建物にもキズをつけない鳩対策を紹介しますので参考にしてください。

休憩鳩はしっかり追い払う

比較的明るい時間に羽休め程度立ち寄る鳩を「休憩鳩」と言います。この時点では滞在時間も短いので被害も少なく、つい看過してしまいがち。しかしこの時鳩は安全かどうかを見極めています。こちらがなんの対策をしなかった場合、鳩はこの場所を安全な場所として認識して最終的には営巣されてしまいます。そうなると被害もかかる費用も大きくなるため、休憩鳩を見つけたらしっかり追い払いましょう。

被害場所を掃除する

鳩は身を潜めることができる乱雑な場所を好みます。ベランダなどにガーデンチェアや植木鉢などを置きっぱなしにしていたら、まずキレイに片付けて隅々まで見渡せる状態にしましょう。また室外機や給湯器の下なども定期的に清掃を。掃除することで人が頻繁に姿を見せていると鳩は警戒して寄り付かなくなるというメリットもあります。

市販のアイテムで対策する

ホームセンターには目玉風船やフクロウ型反射板、超音波発生器といったさまざまな鳥よけアイテムが販売されています。それらをうまく利用して鳩を寄せ付けない対策を考えるのもよいでしょう。CDやDVDなど光るものをぶらさげるのもおすすめです。防鳥ネットや防鳥ワイヤーも販売されていますが、それらを設置するのは危険が伴う上、取付穴を設置する必要があるのでオーナーに連絡する必要があります。

鳩駆除費用は入居者負担になることがほとんど

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前述したように鳩は鳥獣保護法で守られている動物なので、許可なく駆除・捕獲することができません。そこでプロの鳩駆除業者に依頼したいところですが、ベランダなどは共用部分でありながら専用使用部分(その部屋の住民しか使わない部分)にあたるため基本的には入居者が管理する必要があります。そのため費用も入居者負担になることがほとんど。ここではそのケースを紹介します。

鳩にエサを与えていた

もちろんこれは論外。他の住民にも多大な迷惑がかかるため、最悪の場合賃貸契約を解除される可能性があります。また鳩が汚した部分などは原状回復を求められることになるでしょう。また定期的なエサやりで大量の鳩が飛来し、他の住民のベランダまで汚してしまう可能性があります。逆に、もし隣の住民が鳩にエサを与えているようなら早めにオーナーに連絡しましょう。

入居後気づかないうちに鳩に営巣された

ほとんどのケースがこれにあたります。よくあるのが「冬の間はカーテンを閉め切り外に出ることもなかったが、春になって窓を開けてみてびっくり」というケースです。実際に鳩駆除や清掃の依頼は4~5月にかけて増えるそう。この場合は専用使用部分の管理が行き届いていないことになるので、駆除・清掃費用は入居者側負担となってしまいます。

鳩が来ているのに気付いていたが何の対処もしなかった

これは管理会社・オーナーに対応してもらえるかどうかの大きな分かれ目となります。鳩被害に気づいていたのになんの対処もしていなければ、専用使用部分の管理不行き届きとなり、費用は入居者負担となってしまいます。そのため鳩が来ているなと思ったら鳥よけアイテムや忌避剤などを使用するなどし、なんらかの手を打っておきましょう。

ケースによってはオーナー負担になることも

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紹介してきたように鳩駆除費用は入居者側負担となることがほとんどですが、ケースによっては管理会社・オーナー側負担となることもあります。オーナー負担となる場合、多くのケースで入居時から問題があることが多いようです。またこれらのケースに加えてオーナーが知名度のある大手不動産会社だった場合、費用負担してもらえる可能性が高くなります。

入居した時からすで鳩が住み着いていた

その他「入居時すでにベランダが鳩のフンで汚れていた」というケースもあります。このような事態を避けるために部屋選びの段階で確認するのがベストなのですが、入居してしまった後に気づいた場合は即座に管理会社・オーナーに伝えましょう。またその時写真を撮っておくことをおすすめします。この時大切なのは“入居後してすぐの連絡”なので注意してください。

建物のいたるところに鳩が見受けられる

非常階段や吹き抜け廊下、駐輪場の屋根など共用部分の管理はオーナー側がするべきもの。したがってその部分に鳩が来るようならその対応はオーナー側の費用負担となります。共用部分に鳩が来ていては自分のところだけ対策しても意味がないと訴えましょう。しかし入居後ならともかく部屋探しの段階なら、多くの鳩がとまっているような物件は避けた方がベターです。

隣のベランダに営巣している鳩による被害

隣のベランダなどに営巣している鳩が被害原因なら、まず管理会社・オーナーに連絡しましょう。そちらから問題の家に注意してもらえます。しかし再三の注意にもかかわらず鳩を放置し続けこちらの被害がひどくなるようなら、オーナーの管理不行き届きとなり清掃費用を負担してもらえる可能性も。しかし隣との関係などデリケートな問題は残るかもしれません。

入居者が鳩対策をしているのに効果がなかった場合

入居者が鳩除けアイテムや忌避剤などで鳩対策をしているのにもかかわらず効果がなかった場合、さらなる対応を管理会社・オーナーにお願いすることができます。鳩に悩んでいることを何度も報告して相談しましょう。良心的なオーナーなら対応してくれる場合があります。そのためにも前述したように、自分である程度の鳩対策をしておくのがおすすめです。

鳩駆除業者の選び方は?対策方法や料金も紹介

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賃貸物件でもベランダなどの鳩被害は入居者側が対応する必要があります。駆除業者を依頼した場合費用は入居者側負担になることがほとんどですが、施工方法によっては穴あけ作業などが発生するため、事前に管理会社・オーナーに連絡しておきましょう。ここでは信頼できる鳩駆除業者の選び方や対策方法、料金などを紹介しますので参考にしてください。

業者を選ぶ時のチェックポイントとは

まず駆除業者を選ぶ時には鳩の駆除実績を持っているかどうか確かめましょう。また鳩を始めとする害鳥・害獣対策は一度駆除したらそれで終了というわけにはいきません。その後の飛来状況など現場に応じて柔軟に対処することが大切です。そのため保証やアフターフォローが充実している駆除業者を選びましょう。保証書を発行している業者を選ぶとより安心です。

数社に見積もりをもらう

インターネットなどで検索し候補をいくつかピックアップしたら、まず電話してみましょう。電話対応の仕方で信頼できるかどうかある程度分かります。そして印象の良かった業者を2、3つ選んで現場見積もりを出してもらいましょう。この時見積もり金額を明確にせず、すぐ作業しようとする業者は避けた方が無難。作業後に高額請求してくる可能性があります。

駆除方法やかかる時間とは

鳩駆除の方法は業者によってさまざまですが、多くの場合鳩除けネットや忌避剤などの使用によるものです。駆除にかかる時間はベランダにネットを張る場合で約3~4時間。穴あけ作業や足場組み立て作業が必要な場合もあるので、業者が決まったら事前にオーナーに連絡しておきましょう。また作業は依頼者立ち合いのもと行われることがほとんどです。

料金はどれくらい?

鳩駆除にかかる費用は一般的なベランダの場合、約5万円ほど。しかし料金は被害状況や被害箇所の数、施工場所の高さなどによって変動するため、事前の現場見積もりできちんと確認しましょう。この時、作業後の追加請求がないかチェックすることも大切です。また相場より安すぎる業者は駆除技術に問題があったり、最低限の駆除しかしなかったりする場合があるのでおすすめできません。

賃貸の鳩対策は入居者がきちんとしよう!

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賃貸物件の鳩駆除費用は入居者側負担となることがほとんど。ベランダなどはできるだけキレイに保って鳩が立ち寄れない環境にしましょう。それでも鳩が来るようになってしまったら、オーナーに連絡の上できるだけ早めに鳩駆除業者へ相談するのがおすすめ。鳩に営巣されてしまったら被害はどんどん進行します。鳩被害に気づいたらできるだけ早めに対応しましょう。

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