インドネシアでシェア１位 中国系企業「アイス」、両国の懸け橋に
インドネシア・モジョケルトにある「Aice」の生産工場。（9月15日、小型無人機から、ジャカルタ＝新華社記者/徐欽）
【新華社ジャカルタ11月21日】インドネシアで、中国系企業が展開するアイスクリームブランド「Aice」が広く親しまれている。徹底した現地化経営と現地社会への貢献を理念に掲げ、安価で質の高い製品を提供。「国民的ブランド」と呼ばれ、中国とインドネシアの人々の心の懸け橋となっている。
インドネシアでシェア１位 中国系企業「アイス」、両国の懸け橋に
インドネシア・モジョケルトにある「Aice」の生産工場。（9月15日、小型無人機から、ジャカルタ＝新華社記者/徐欽）
同ブランドを手がけるのは、中国の乳業大手、中国蒙牛乳業傘下の現地企業「AICEグループホールディングス」。2015年から販売を始め、「プチぜいたく品」だったアイスを誰でも手が届くものに変えた。現在の市場シェアは1位。王嘉成（おう・かせい）最高経営責任者（CEO）によると、同国に工場3カ所を持ち、現地従業員の比率は96％を超える。
インドネシアでシェア１位 中国系企業「アイス」、両国の懸け橋に
インドネシア・モジョケルトにある「Aice」の生産工場。（9月14日撮影、ジャカルタ＝新華社記者/徐欽）
同国第二の都市スラバヤから60キロ離れたモジョケルトの工場では、2万人の雇用を創出。インドネシアの人たちに生産過程を実際に見てもらうための工場見学を実施し、各地から毎年30万人が訪れる。農村市場の開拓に際しては、多くの困窮家庭の子どもたちに「人生初のアイス」を無償で配った。農村の小さな店の店主はAiceブランドを取り扱ってから暮らしが豊かになったとして、子どもに「Aice」と名付けたという。
インドネシアでシェア１位 中国系企業「アイス」、両国の懸け橋に
インドネシア・モジョケルトにある「Aice」の生産工場。（9月14日撮影、ジャカルタ＝新華社記者/徐欽）
心温まる一つ一つのエピソードが積み重なり、中国とインドネシアの運命共同体を構築する基盤となっている。王氏が掲げた「インドネシアの多くの人々が素晴らしい生活を送り、幸せに満ちた笑顔になれるよう手助けする」という理念は着々に現実化している。（記者/余謙梁、鄭世波）
インドネシアでシェア１位 中国系企業「アイス」、両国の懸け橋に
インドネシア・モジョケルトにある「Aice」の生産工場。（9月14日撮影、ジャカルタ＝新華社記者/徐欽）
インドネシアでシェア１位 中国系企業「アイス」、両国の懸け橋に
インドネシア・モジョケルトの店で、「Aice」のアイスクリームを買う親子連れ。（9月14日撮影、ジャカルタ＝新華社記者/徐欽）
インドネシアでシェア１位 中国系企業「アイス」、両国の懸け橋に
新華社の取材を受けるAICEグループホールディングスの王嘉成（おう・かせい）最高経営責任者（CEO）。（9月19日撮影、ジャカルタ＝新華社記者/徐欽）
インドネシアでシェア１位 中国系企業「アイス」、両国の懸け橋に
インドネシア・モジョケルトで、「Aice」のアイスクリームを自転車で移動販売するスタッフ。（9月14日撮影、ジャカルタ＝新華社記者/徐欽）
インドネシアでシェア１位 中国系企業「アイス」、両国の懸け橋に
「Aice」のアイスクリームを買う子どもたち。（9月14日撮影、ジャカルタ＝新華社記者/徐欽）
インドネシアでシェア１位 中国系企業「アイス」、両国の懸け橋に
インドネシア・モジョケルトの店で、「Aice」のアイスクリームを選ぶ子どもたち。（9月14日撮影、ジャカルタ＝新華社記者/徐欽）
インドネシアでシェア１位 中国系企業「アイス」、両国の懸け橋に
「Aice」のアイスクリームを食べる子ども。（9月14日撮影、ジャカルタ＝新華社記者/徐欽）
インドネシアでシェア１位 中国系企業「アイス」、両国の懸け橋に
インドネシア・モジョケルトにある「Aice」の生産工場を見学する子どもたち。（9月15日撮影、ジャカルタ＝新華社記者/徐欽）
インドネシアでシェア１位 中国系企業「アイス」、両国の懸け橋に
インドネシア・スラバヤ。（9月15日、小型無人機から、ジャカルタ＝新華社記者/徐欽）
