
これから寒波のピークを迎える北日本の各地の現在の様子について、暴風雪警報が出ている秋田市から報告です。
(平井聡一郎ディレクター)
秋田市内で25日午前中から取材を続けているのですが、この時間になって本当に風がとにかく強くなってきました。現在、後ろの気温計はマイナス6℃を指していますが、体感では強風の影響で、それ以上寒く感じます。顔とか皮膚が出ている部分は1、2分で感覚がなくなってしまうような厳しい寒さになっています。
そして、この寒さで皆さんが一番気にされていたのが路面の状況です。新しく降った雪の下に氷の層が隠れていて、これが思わぬスリップの原因になります。
街の中心部にあたりますが、この時間帯は帰宅ラッシュと時間が重なっていて、多くの車がこの道を走っています。皆さんスピード落として安全第一で走行しています。
寒さと風の強さが同時に来るのは本当に記憶にない特殊な冬なんだというふうに話され、不安そうな顔をされる人も多くいて、秋田市内はまだまだ気が抜けない状況が続きそうです。