アウトドアブームに乗って認知度が上がったグランピング、今後どこまで浸透するのか?

アウトドアブームに乗って認知度が上がったグランピング、今後どこまで浸透するのか?

  • @DIME
  • 更新日:2021/09/16
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最近、アウトドア界隈でよく聞く「グランピング」という言葉。冷暖房、お風呂、トイレ、アメニティーが完備されたテントやコテージなどを利用し、自然の中で手軽にキャンプを楽しめるアクティビティのことだ。

そんな巷で話題の「グランピング」に関する意識調査がこのほど、スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」により、日本全国の18~59歳の男女を対象にして実施された。

「グランピング」の現状と認知度

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「グランピング」の現状について調査したところ、グランピングの認知率は全体で77%、「知っているし、利用したことがある」という利用経験率は全体で5%だった。

「グランピング」の認知率は男性では7割弱、女性では8割強と女性のほうがやや高い認知率だ。年代別では、認知率に大きな差はなかった。利用経験率の割合は全体で1割未満。男女ともに10~20代で7%前後と、30~50代と比べてやや高めの割合だ。

どのくらいの人が使ってそう?~現在の流行体感~

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次に「グランピング」を利用している人が、現在身の回りにどれくらいいると思うかを想像して答えてもらった。グラフにある流行体感スコアは、100人中どのくらいの人が利用していそうかをスコアとして算出した数値だ。

その結果「グランピング」の流行体感スコアは全体で「8.9」で、およそ11人に1人ぐらいが利用しているイメージだ。その中でも認知率が高い層であった10~20代女性のスコアがやや高く、「13.6」だった。一方、いちばん低いスコアとなったのは30~50代男性で「7.0」にとどまった。

1年後はどうなるか~近未来の流行予想~

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次に、「1年後、自分のまわりでどのくらいの人が利用していると思うか」を想像して答えてもらった。グラフにある流行予想スコアは、100人中どのくらいの人が1年後に利用していそうかを算出した数値だ。

「グランピング」の流行予想スコアは全体で「23.5」で、およそ4人に1人が1年後に利用していそうというイメージ。現在の流行体感から比較すると、1年後には今の2倍以上浸透しているというイメージになる。男女年代別では、女性のスコアが男性よりも高い傾向がみられ、特に10~20代女性のスコアは他の層よりも高めで「30.5」となっている。また、男女ともに10~20代のほうがスコアが高い傾向にある。

「グランピング」を1年後に半数くらいの人が利用していそう/していなさそうと思う、それぞれの意見を紹介する。

<流行予想として「半数くらいの人が利用していそう」と思う人の意見>
・「YouTubeなどでグランピングの動画がいくつか出ていて、認知度が上がっている」(男性/19歳)
・「キャンプはしたいけど道具をそろえるのは大変だから。ちょっと質の高いキャンプをしたいと思うから」(女性/19歳)
・「アウトドア好きな友人が多いけど、その友人の連れはキャンプとかやったことがない人が多い。グランピングは高いけど手軽に行けるのがいい」(女性/25歳)
・「コロナが長く続いており、人混みへ行くよりも自然の中に遊びに行く人がますます増えると思うから」(女性/40歳)

<流行予想として「誰も利用しないであろう」と思う人の意見>
・「最近はインドア思考が強まっている感じを受けるから」(女性/19歳)
・「関東在住だとグランピングできる場所は遠くの地ばかりだし、近いところは利用料が高い」(女性/31歳)
・「キャンプにラグジュアリー感は必要ないし、ラグジュアリーを味わいたいならリゾートに行けばよいから」(男性/35歳)
・「自分たちで食事を作るよりもレストランで食事をしたいので、ホテルに泊まると思う」(女性/57歳)

自分は使ってみたいか?~今後の利用意向~

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次に、今後の利用意向について回答してもらったところ、利用意向がある人の割合(「ぜひ利用してみたいと思う」「機会があれば利用してみたいと思う」の合計)は全体で57%と、利用意向がある人の割合が6割弱を占めた。

年代別では、10~20代のほうが30〜50代に比べて利用意向がある人の割合が高くなっている。特に10~20代では「ぜひ利用してみたいと思う」人の割合が2割超で、30~50代の1割弱と比べて2倍以上高い結果となった。

また男女別では男性と比べて女性のほうが、利用意向がある人の割合が高くなっている。特に、10~20代女性は7割超の高い割合で、「ぜひ利用してみたいと思う」人の割合も3割弱と高め。

一方、利用意向がない人の割合(「あまり利用してみたいと思わない」「まったく利用してみたいと思わない」の合計)は、全体で3割弱だった。

「グランピング」の利用意向がある人/ない人、それぞれの意見を紹介する。

<「利用意向あり」の人の意見>
・「インスタ映えしそうだし、自然を楽しめそうだから」(女性/18歳)
・「景色や空気がきれいなところばかりで、値段相応の体験ができるため」(男性/24歳)
・「一度、友人にグランピングに連れて行ってもらったとき、すごく楽しかったから。頑張りすぎず、疲れすぎず、友人とゆっくり過ごせたのがよかった」(女性/24歳)
・「子連れだと普通のキャンプはハードルが高いので、まずはグランピングから挑戦したい」(女性/30歳)
・「キャンプをしたいと思っていたが、道具の準備等が手間だと感じていた。グランピングは必要最低限の準備でよさそうだから」(男性/49歳)

<「利用意向なし」の人の意見>
・「不便さを楽しみたいから」(男性/24歳)
・「ふだんキャンプをするので、食材を買ったりテントを立てたり自分で火をおこしたりすることも楽しみだと思うから」(女性/37歳)
・「宿泊するならホテルのほうがよいし、自然が別に好きではないから」(女性/47歳)
・「コストパフォーマンス的に魅力を感じない」(男性/59歳)

「グランピング」は今より2倍以上伸びる!?

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ここまでの主な数値をまとめた。2021年7月30日時点、「グランピング」の認知率は76.5%、利用経験率は4.6%だった。

流行体感としては、全体で“およそ11人に1人くらいが利用している”イメージを持たれているようだ。そして、今から1年後には、現在の2倍以上の、”およそ4人に1人くらいが利用しそう”というイメージを持たれている。

男女年代別にみると、今後の利用意向では、男性と比べて女性のほうが高い割合であることがわかった。特に10~20代女性では7割以上の高い利用意向がある。1年後の流行予想スコアでも、10~20代女性が他の層を上回っている。

<調査概要>
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の18~59歳男女
実施時期:2021年7月30日~2021年8月3日
有効回収数:2108サンプル

※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数点以下第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合がある

出典元:LINEリサーチ(LINE株式会社)
https://www.linebiz.com/jp/service/line-research/

構成/こじへい

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