
清瀧寺・浜松市天竜区
6月に歌舞伎の演目で徳川信康役を演じる市川染五郎さんが、浜松市にある寺を訪れました。
13日、天竜区にある清瀧寺を訪れたのは、歌舞伎俳優の市川染五郎さんです。
清瀧寺は徳川家康の嫡男・信康を祀っていて、染五郎さんは6月に東京・歌舞伎座の演目で信康を演じるのを前に、ゆかりの寺を訪れて墓前で静かに手を合わせました。
このあと法要も執り行われ、染五郎さんは父親の家康に切腹を命じられ、21歳にして非業の死を遂げた若武者に思いを巡らせていました。
市川染五郎さん
「現代に生きる自分たちからは想像もできないくらいの覚悟を持って生きなければいけない時代だったと思います。信康さんの強さみたいなものを、今回肌で感じることができて、とても嬉しく思っています」
染五郎さんは、公演前に来ることができて良かったと話していました。