「一時金」「皇女制度」...眞子さま結婚問題への反発から再浮上する「“愛子天皇”待望論」――2020 BEST5

「一時金」「皇女制度」...眞子さま結婚問題への反発から再浮上する「“愛子天皇”待望論」――2020 BEST5

  • 文春オンライン
  • 更新日:2021/05/02

2020年(1月~12月)、文春オンラインで反響の大きかった記事ベスト5を発表します。皇室部門の第5位は、こちら!(初公開日 2020年12月9日)。

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愛子さまも来年は「成年皇族」に

「皇后陛下は12月9日に57歳の誕生日を迎えられました。天皇陛下を支え、長女・愛子さまを温かく見守ってきた皇后陛下ですが、その8日前の12月1日に19歳となられた愛子さまのご成長ぶりには、とりわけ目を見張られているように拝察しております。愛子さまは来年には成年皇族となり、ご公務にも臨まれるようになるでしょう。その際の天皇家の長子としてのお振る舞い、たたずまいはさぞかしご立派なものとなるのではないでしょうか」

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眞子さまと愛子さま。世論は逆転? ©時事通信社

宮内庁関係者はこう語る。愛子さまは4月、学習院大学文学部日本語日本文学科に進学したが、新型コロナウイルスの流行で入学式は中止となり、日本文学講義といった専門科目や英語、スペイン語などのオンライン授業を受けられているという。

雅子さまも「感慨深いものがあります」

雅子さまは誕生日を迎えられるにあたっての「ご感想」の中で、愛子さまのご成長についてこう述べられた。

「来年には成人することを思いますと、幼かった頃のことも懐かしく思い出され、感慨深いものがあります」

前出の宮内庁関係者が続ける。

「コロナ禍で憧れのキャンパスライフはおあずけになっていますが、愛子さまにとっては、一連のお代替わりの儀式や関連行事が、皇室の歴史や伝統に加え、上皇・上皇后両陛下のお歩みを学ばれる絶好の機会となりました。巣ごもり生活が続く中で天皇・皇后両陛下とのご家族での時間を大切にする過程で、成年皇族としての心構えを確固たるものにしようとされているようにも感じます。

不登校、拒食症の心配を乗り越えて

愛子さまは幼少期に『発達障害なのでは』といった心ない噂を流され、学習院初等科時代には男子児童の乱暴に起因する不登校が取りざたされたりもしました。学習院女子中等科時代には、げっそりとやせられたことから拒食症を疑われたこともあります。

皇后陛下の『適応障害』の病気療養が長引く中で、決して順風満帆といえるご成長の軌跡ではありませんでしたが、ここ数年で状況は一変しました。学習院女子高等科の卒業式に際しては、報道陣を前に『お世話になった先生方やお友達、全ての関わってくださった皆さま方に心から感謝しております』と笑顔で述べられています。

10月に新入生ガイダンスのため入学後初めて大学に足を運ばれた際には報道陣の呼び掛けに、『新しい知識を得た時に感じられる喜びを大切にしながら、さまざまなことに取り組んでいければと思っております』と抱負を語られました。凛とした受け答えに『さすがは天皇家の長子』と感心させられた国民も少なくなかったのではないでしょうか」(同前)

女性天皇を認めることに85%が「賛成」

共同通信が4月25日に発表した世論調査では、女性天皇を認めることに「賛成」「どちらかといえば賛成」のいずれかを選んだのは計85%に上り、母方のみに天皇の血筋がある女系天皇も計79%が賛成の意向を示している。こうした傾向は、愛子さまがご立派に成長されたことで“愛子天皇容認論”が強まっていることの証左とも受け取れる。秋篠宮家の長女・眞子さまのご結婚問題で秋篠宮家に逆風が吹く中、もしかしたら“愛子天皇待望論”へと変わりつつあるということなのかもしれない。政府関係者が話を継ぐ。

「皇女」制度は眞子さまの結婚後の生活のため?

「菅義偉政権は天皇退位特例法の付帯決議にあった安定的な皇位継承を確保するための検討について、女性天皇・女系天皇に直結しかねない女性宮家の創設議論を忌避し、女性皇族は結婚で皇籍を離れても『皇女』と呼ばれる特別職の国家公務員として公務を担える制度の創設を考えているとされています。

しかし、これは皇室出身の一般国民の女性だけに特例で国家公務員の資格を与えるという、法の下の平等を原則とする民主主義に著しく反した特権制度です。コロナ禍で職を失う国民も数多くいる中、とても受け入れられる制度とは言えません。インターネットなどでは、眞子さまが小室圭さんと結婚するに当たって1億円を超える一時金の受け取りを辞退する考えを示されていると噂されていることから、眞子さまのご結婚後の生活を安定させるためにひねり出された制度なのではないかと勘ぐる動きも見受けられます。

それに皇女制度は皇族の減少に歯止めをかけるものではないので、安定的な皇位継承とは無関係です。到底国民の支持を得られるとは思いませんが、70年以上前に皇籍を離れた旧皇族の子孫を何らかの形で皇族にすることも真正面から議論するとともに、いよいよ女性宮家の創設や女性天皇の是非、女系天皇の是非も同じ土俵に乗せて本格的に議論すべきときがきているのではないでしょうか。ご高齢の皇族にも寿命はあり、独身の女性皇族はご結婚で皇籍を離れるばかりです。

このままでは皇族の数は減少の一途をたどるのです。現状で皇族が増えるのは、秋篠宮家の長男・悠仁さまが結婚される時まで待たねばなりません。ただ、(悠仁さまが結婚されて)親王妃が1人増えたとしても、その後、子宝に恵まれるかどうかも不透明です。もうタイムリミットなのです」

黒田清子さんを早くも彷彿とさせる愛子さまのお姿

長年にわたり紆余曲折があった天皇陛下のお妃(きさき)選びの経緯を思い返せば、悠仁さまのお妃のなり手がそう簡単に見つかるかどうかも、かなり不透明だと言えるだろう。「お世継ぎ誕生」へのプレッシャーは、皇后陛下のケースをしのぐことは目に見えているからだ。

「愛子さまは今年のお誕生日に当たって宮内庁が公表した動画の撮影に、お一人で臨まれました。これまでのお誕生日では天皇陛下と触れ合われているご様子をメインに撮影されていましたが、大学生になられたこともあって愛犬の『由莉』を伴ってお一人での撮影となったわけです。

皇室のご公務を担う成年皇族となるその日に向けて、着実にステップアップを遂げられている愛子さまのお姿は、女性皇族としてご結婚まで精力的にご公務に臨まれていた叔母の黒田清子さんを早くも彷彿とさせています。愛子さまならば、皇女などではなく、女性宮家のご当主も立派にお務めになられるのではないでしょうか」(前出・宮内庁関係者)

歴史上、10代8人いた女性天皇。9人目が誕生するとすれば、それはやはり愛子さましかおられないのかもしれない。

(朝霞 保人/Webオリジナル(特集班))

朝霞 保人

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