自然災害により離島で停電が発生したことを想定した電力会社と
徳山海上保安部の合同訓練が周南市で行われました。
訓練には海保の職員のほか中国電力ネットワークや
電話会社の関係者らあわせて27人が参加しました。
第六管区海上保安本部と中国電力は
2020年に災害復旧に関する協定を結んでいて毎年訓練を行っています。
訓練は離島で暴風による停電が発生したことを想定し
復旧用の資機材を巡視艇に積み込む流れを確認しました。
県内では18日に柳井市の平郡島で10時間あまりにわたって
落雷による全島停電が発生。
強風で定期船などが使えなかったことから
海保の巡視艇で機材を運び復旧作業に当たったばかりです。
=中国電力ネットワーク周南ネットワークセンター・森宏生所長=
「電力の安定供給が一番の使命なのでそれが訓練で確認できるのは重要なことと思う」=徳山海保・椎木紀文部長=
「災害が発生した際に我々の機動力を活用して少しでも早くインフラの復旧につなげていければと思っています」
参加者は今後も訓練を重ね連携を深めていきたいとしています。