フォロワー数3.1万人の人気インスタグラマー、ごぼふくさん(@gobohuku)は二人の娘さんをもつお母さん。ご自身の日常や、育児にまつわるエピソードをかわいらしい漫画で綴っていて、ママさんたちの共感を呼んでいます。今回は、なかでも2.9万いいねがついた、ごぼふくさん自身がおくるみに包まれ、看護師さんたちに優しく看病されたお話をご紹介します。
子どものかかりつけの病院へ母ひとりで行くと…
「人は何故、弱ってるとき優しくされると泣いてしまうのでしょうか…」
そんな言葉と共に綴られた投稿には、ごぼふくさんが体調を崩し、病院でお世話になったときのエピソードが描かれています。
いつもは娘たちを診てもらっている病院にひとりで来院したごぼふくさん。ふだんと違うようすに、顔見知りの看護師さんたちは次々に声をかけます。
「今日はお母さんだけなの?え!?顔色酷いこと!」「お母さんだけ?どうしたの!?」

先生からも「母ちゃんが倒れちゃったら大変!」「よしッ!今日はここで治して帰ろう!任せなさい」と、頼もしい言葉をかけられ、点滴することが決定したそうです。
不調のときこそ、こうした気づかいの言葉は心に染みるもの。「ママになってから、子ども時代に戻ったかのように心配され優しくされる事って滅多にないですもんね。そちらの病院にお世話になりたい」など、この投稿には共感するコメントが多数寄せられていました。
ですがこの病院の優しさは、ここでは終わりません。
おくるみに包まれるのは赤ちゃんだけでなかった
点滴が決まると、看護師さんたちに付き添われながらベットに移動したごぼふくさん。
「点滴1時間半くらいかかるからゆっくり休んでね」「足、もう少し上げる?楽になるよ」とやさしい言葉のフルコースをかけられえたそう。
そのうえ「寒いよね?」と、ひとりの看護師さんが毛布をもってきてくれました。
「こうするとあったかいよね」「あ!昔、息子にやったわぁ」などと言われながら、最終的に出来上がったのは、おくるみのように毛布でやさしく包まれたごぼふくさんでした。
こうした手厚い看護もあり、ごぼふくさんは無事回復。帰りはスキップして帰れるまでになったそうです。

おくるみ姿のごぼふくさん
看護師さんの溢れるホスピタリティから生まれた今回の「大人のおくるみ」。ごぼふくさんは感動して思わず「チップを受け取ってもらえますか!」と看護師さんに感謝の言葉を述べたと言います。
ちなみにこの言葉に、看護師さんはフフッと笑いながら、「受け取りたいけど受け取れないよー」と返してくれたそう。愛ある返しですね。
コメント欄もごぼふくさんと同じく、「すごく沁みて、人にやさしくしようと思いました」「人生捨てたもんじゃないです」と心温まっていました。
今回は優しく“された”側のお話でしたが、自分が優しく“する”側になり、優しさの輪を広げていくことも、素敵なことなのかもしれません。
取材・文/可児純奈
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