
鹿児島テレビ
21日、JRの走行中の車内で刃物を持った不審者がいる想定で訓練が行われ、列車を緊急停車させ、乗客を避難させる手順の確認などが行われました。
坂口輝記者
「訓練は列車内で刃物を持った男が暴れた想定で行われます。不審者が暴れ出しました。」
何らかの緊急事態が起きたことを確認した運転士が運行を管理する部署と連絡をとった上で、列車を緊急停車させ、乗客を避難誘導します。
列車を降りても暴れる不審者のもとに警察が駆けつけます。
不審者対応訓練は、複数の乗客と運転士1人が乗った、鹿児島市のJR鹿児島中央駅から鹿児島駅に向かう2両編成の列車内で、不審者が乗客を刃物で切り付け、発煙筒を投げた想定で行われました。
JR九州鹿児島支社 営業運輸課・甲斐将仁課長
「訓練は繰り返しやらないと身に付かない、浸透しないというのがあるので、今回の訓練1回だけで『できた、よかった』で終わることなく、しっかり繰り返しやっていきたい」