都内には“レッドゾーン”土砂災害特別警戒区域が1万3,646ヵ所も...東京23区も「土砂災害」に要注意!

都内には“レッドゾーン”土砂災害特別警戒区域が1万3,646ヵ所も...東京23区も「土砂災害」に要注意!

  • TOKYO FM
  • 更新日:2021/07/28
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手島千尋アナウンサーがパーソナリティを務めるTOKYO FMの番組「防災FRONT LINE」。7月10日(土)の放送では、全国治水砂防協会相談役の岡本正男さんに、「土砂災害」について伺いました。

※写真はイメージです

梅雨末期の7月上旬は毎年のように大雨災害が発生します。

この時期の大雨は、降る地域や雨量、雨が強まる時間帯の予測が特に難しく、どこで災害につながる大雨が降ってもおかしくありません。大雨がもたらす災害はさまざまですが、今回は、「土砂災害」についてお伝えします。

東京都では、土砂災害の危険がある地域を土砂災害警戒区域と土砂災害特別警戒区域に指定しています。

土砂災害特別警戒区域は、建物が壊れ、住民などの命や体に著しい危害が生じる恐れがあると認められている区域です。レッドゾーンとも言われていて大きな被害につながる可能性が高いとされています。
土砂災害警戒区域は、土砂災害を防止するために警戒避難体制を特に整備すべき土地の区域でイエローゾーンと言われています。イエローゾーンの中にレッドゾーンが含まれます。

東京には、土砂災害警戒区域、イエローゾーンが1万5,493ヵ所、土砂災害特別警戒区域、レッドゾーンは、1万3,646ヵ所あります。

この「土砂災害警戒区域」と「土砂災害特別警戒区域」は、自治体のハザードマップで確認することができます。また、東京都のWebサイト「土砂災害警戒区域等マップ」では、あなたのお住まいの地域が危険区域かどうかひと目で確認することができます。

さて、この土砂災害、山間部や郊外で起こりがちだと思っている方も多いかもしれませんが、実は東京・23区でも起こる可能性があります。

最も多いのは、港区で特別警戒区域が142ヵ所もあります。確かに、港区の街の雰囲気を思い出してみると、麻布や赤坂のあたりなど、急な斜面になっているエリアもありますよね。

岡本さんは、都心部ではこのような土砂災害に注意が必要だと話します。

土砂災害は、熱海の様な土石流と地すべり、それに急傾斜地の崩壊つまり「がけ崩れ」の三つに分けられます。

「都心部には、土石流のレッドゾーンはありませんが、『崖(がけ)崩れ』に注意が必要です。東京都のWebサイトを見ると、急傾斜、崖のレッドゾーンに指定されているのが710ヵ所あります。小さな崖でも落石や崩壊した土砂のエネルギーが大きいので、被害は限定的ですけど家がつぶれたり、命の危険があります」

都内では、「がけ崩れ」に特に注意が必要だということなんですね。

一方で、山などがある八王子市では、土石流の特別警戒区域、レッドゾーンが419
渓流、警戒区域、イエローゾーンが498渓流あって、東京都で一番土石流の警戒区域が多くなっています。また、この地域では、急傾斜、崖の特別警戒区域、レッドゾーンが2,799ヶ所、警戒区域、イエローゾーンが3,171ヶ所と多く「土石流」や「がけ崩れ」が起きる可能性が高いということです。

急な大雨に見舞われて、災害の危険性が高まっていると思ったら、気象情報や自治体の情報を確認すると共に、早め早めの行動を心がけてください。事前にハザードマップの確認も忘れずに!

<番組概要>
番組名:防災FRONT LINE
放送日時:毎週土曜 8:25~8:30
パーソナリティ:手島千尋
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/bousai/

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