北朝鮮から弾道ミサイルのようなものが発射されたとみられることを受け、全線で運行停止していた沖縄都市モノレールは21日午後11時20分ごろ、運行を再開した。
政府による全国瞬時警報システム(Jアラート)発令を受け、同日午後10時50分ごろから運行を止めていたが、解除を受けて安全が確認されたとして再開した。
那覇空港では東京から到着した航空機が地上待機した。出張を終え、ANA便で到着した40代女性は、着陸後30分以上機内で待たされた。機内では説明がなかったが、スマートフォンを見るとLINE(ライン)で家族から「大丈夫?」などとメッセージが来ていて、状況がつかめたという。
嘉手納町に住む60代男性は「前回もそうだが嘉手納基地が標的にされたのではないかと思って跳び起きた」と話す。日本政府の第2報の通過の一報を受けて「嘉手納基地から北朝鮮を監視する偵察機が飛んでいる。無人偵察機も配備され、いつ狙われるか分からない。アラート音が怖い」と話した。