広島県東広島市教育委員会は19日、市内の小学校に通う児童1人が、スクールバスに約30分間置き去りにされる事案があったと発表した。運転手の確認不足が原因で、児童に健康被害はないという。

(写真:読売新聞)
市教委によると、バスは18日午後0時10分頃、卒業式を終えた1~5年生の児童22人を乗せて学校から出発。児童を降ろした後、午後0時40分頃に運行を委託する事業者の屋外駐車場に到着した。
その後、「子どもが戻らない」と保護者から学校に連絡があり、教員が駐車場を調べたところ、午後1時15分頃に車内で児童を発見した。
市教委は保護者と児童に謝罪した上で、「再発防止に取り組む」とのコメントを出した。