ジョブズが「iPhone」を発表した日にアップル株を「100万円」買っていたら、今いくらになっていた?

ジョブズが「iPhone」を発表した日にアップル株を「100万円」買っていたら、今いくらになっていた?

  • 現代ビジネス
  • 更新日:2021/09/15
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あの日、ジョブズを信じていれば…

ついに発表された新型「iPhone13」。新型プロセッサが搭載され、今回も予約が殺到しそうなスペックである。

と同時に思うのが、iPhoneのナンバリングもすでに「13」なのか、ということ。もちろん初代iPhoneの次にiPhone 3Gが登場したり、iPhone 9がスキップされたりと、単純な数字の大きさだけで語ることはできないが、すでにiPhoneの歴史も相当なものとなっている。

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2007年に発表された初代iPhoneと、スティーブ・ジョブズ/photo by gettyimages

初代iPhoneが発表されたのは、2007年1月9日(日本時間では1月10日)。アップルのイベントに登壇したスティーブ・ジョブズ氏が、「本日、アップルが電話を再発明する」と高らかに宣言した瞬間、会場は大歓声に包まれた。ジョブズ氏の中でも「伝説のプレゼン」の一つとして、いまだに語り継がれている。

宣言通り、iPhoneはまさに電話を再発明したといっても過言ではない。それまでガラケー中心だった日本のケータイ市場の流れはスマホ主流へと大きく舵を切り、総務省の「情報通信白書」によると、2019年の世帯でのスマホの保有率は83.4%となり8割を超えた。日本のIPhoneシェア率は一時期は70%近くもあったとされ、世界的に見てもかなり高い水準で浸透していると思われる。

iPhoneを一つの契機として、アップルはさらなる発展を遂げた。2018年には、時価総額が米国企業で初の1兆ドルを超え、もはやその成長性を疑う声はあるまい。

当時はまだ、スマホに対して懐疑的な声も少なくなかった2007年1月。もしあの日、iPhoneを信じて、アップル株を買っていたら、今頃は一体いくらになっていたのだろうか。

ピーク時には47.5倍に

iPhone発表イベントは、2007年1月9日に行われた。この日のアップル(AAPL)の終値は92.68ドル。前日比+8.52%とiPhone発表を受けて急騰した。

なおその後、アップルは2014年に1株を7株に、2020年に1株を4株に、株式分割を行っているため、修正株価でいえば2007年1月9日の終値は3.31ドルである。

現在のアップルの株価は、一昨日2021年9月13日の終値時点で149.55ドルだから、もし初代iPhoneが発表されたあの日、100万円分のアップル株を購入していれば、為替レートを考慮せずに計算すると、現在の評価額は4518万円になっていたことになる。

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初代iPhone発表以降のアップルの株価

もちろんこの14年間、アップルの株価は右肩上がりに成長したとはいえ、常に順風満帆だったわけではない。

2011年8月24日にジョブズ氏がCEO辞任を発表した時には、時間外取引で7%も急落し、リーマンショックのあった2008年9月には前日比で最大で17%以上のマイナスに。直近でも、コロナショックに見舞われた2020年3月には、最大で前日比12%以上のマイナスとなった日もあった。

それでも圧倒的な強さを見せつけ、成長し続けたアップル株は、今年の9月7日に上場来高値となる157.26ドルを記録。2007年1月に買った100万円分のアップル株は、47.5倍となり、ピーク時には4750万円になっていたことになる(為替レートは考慮せず)。

なんとも夢のある話ではあるが、あくまで14年間持ち続けていればの話。買い時の見極め以上に、保有株を握りしめる“握力”が重要ということなのかもしれない。

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